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小説 舞の楽園 ( 部下のオンナになりました )





部下のオンナになりました ー ( 18 )

「 イヤだぁ・・島田さんたら・・露骨なんだもん・・」
  女子社員が顔を顰めて言います。
  私は彼の言葉に赤くなって頷くだけでした。
  「 原因を知っている癖に・・」そう言いたかったのですが、職場では言えま
  せん。

   「 お昼に行きませんか?今日は僕が奢りますよ・・」
  12時になると、彼は私を誘って喫茶店に入りました。その喫茶店は軽食も出
  るのです。

   「 どうだい・・?お尻の調子は・・?」
  軽食を食べていますと、ご主人様に戻った彼は、周囲には聞こえないように口
  を近づけて聞いて来ました。
  「 ええ・・もう、いいわ・・。ねえ・・」」
  職場では上司として彼に接しておりますが、こうして2人きりになると、私は女
  に逆戻りです。
  彼を誘っていました。

   「 ダメッ!!ダメだ!今夜は帰るんだ・・!帰って大人しくしていろ・・」
  部下の彼は私にキツク命令しております。
  本当は、若い彼なんです。
  昨晩は我慢に我慢を重ねて、私を寝かせて置いてくれたことは知っております。
  オンナになりました私を痛くしたくないとの、彼の優しさだと思います。

   『 絶対に、彼に愛されているんだわ・・』と感じて私は頷きました。


それから5日後。彼の携帯にメールを送ったのです。
  4日間と云うものは、『 彼に捨てられたのではないかしら・・』と思うぐら
  いに、完全に無視をされたのです。
  心配性の私は、必死になって我慢をしたのです。
  職場では甘える訳には、絶対に出来ませんもの・・

   メールの内容は「 スミマセンデシタ。もう完全に宜しいのです。久美」と
  云う内容です。
  もし誰かにメールを見られてもいいように簡潔にです。

   彼からは直ぐにメールが入りました。
  「 よく我慢をしたネ。今夜、俺のところに来ないか・・? 恵」と云う内容
   でした。
  私は嬉しくなって、「 行きますわ・・久美」と云うメールを送りました。

   5分後に・・席に戻った彼は素知らぬ風を装っていましたが、どことなく嬉
  しそうでした。
  お尻が治った私も、又彼に使用して貰えるのが嬉しいのですが、彼に捨てられ
  無かったことが確認できただけでも大収穫です。

   「 何か・・嬉しいことでもあったのですか・・?」
  部下の女の子達に言われてしまう程、舞い上がっていました。

   
   後10日程で年末を迎えます。
  我が社では、社員が年末・年始を厚生施設で過ごす人が居るのです。
  2か所の施設を合せると40人はいます。
  その人達の施設利用券を切ったり、施設に連絡を入れたりして厚生係は忙しい
  のです。
   
   仕事を片付けて、彼の目くばせにより、会社を出ました。
  彼と一緒に会社を退出することは、普段でも珍しくはありませんので、誰も
  不思議には思わないでしょう・・

   駅までの5~6分の道でも、彼と共に歩けることは、私にとって幸せを感じ
  ます。
  これも・・約1週間ぶりのことでした。
  本当は、彼のオンナになりました私としては、彼の後ろを3歩程下がって歩き
  たいところですが、他人の目もありますのでそうは出来ないのです。

   バスを降りて団地の彼の家へ行くまでは、彼の後ろを歩きました時は幸せを
  感じていました。
  彼と2人切りになったらば、私は彼のオンナになるのです。( つづく )











   
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