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小説 舞の楽園 ( オブジェ )


        オブジェ -8
 「さあ、終わったわよ。奴隷には毛なんて無いほうが似合っているわ。女性
ホルモンによって毛が生えなくなるまでの間、雪枝に一子の毛を剃らしてあげ
るわ。雪枝いいわね!!」
何時の間に部屋に入って来ていたのだろう? 床に正座をしている全裸の雪枝
に最後の方は命令している。
雪枝は両手を皮製の手錠と思しき物で、前に拘束されていた。

「はい。ありがとうどざいます。美貴女王様」
何処か憂いを含んでいるような声で雪枝は答えている。しかし、落ち着いた声
だった。
初めて聞く雪枝の声だった。
一夫は井森と美貴だけでなく美しい雪枝にも、自分の裸にされて体毛を剃られ
た屈辱の姿を見られていることを知って、カーッと全身が熱くなる思いだった。

「さあ一子、『従順で厭らしい女奴隷に成らせていただきます』ってお言いい」
「言わなきゃ、鞭を当てるからね!」
黒皮ずくしの女王様はすくっと立って、1本鞭を手にして命令した。先程まで
の笑顔では無く、怖い顔になっていた。
一夫は恐怖に震えながらも反抗的に黙ったままである。

 “ヒューン”と音がした。
「ギャアー、痛いよう・・・」
たった今、剃られたばかりのツルツルとした剥き出しのお尻に、焼け付くよう
な痛みが走った。
激痛に悲鳴が沸き上がる。死ぬかと思うほど痛かったのだ。

 毛の無くなった白いお尻に鞭跡のミミズ腫れがムクムクと起き上がる。
「言うまで、打つからね・・・」
美貴の冷酷な声が響いた。
“バシィーン”
今度は重い音がして、×の形の字にミミズが走った。

 「ヒィィ・・・」
大の字にうつ伏せに手足を縛られた身体のお尻の部分だけが持ち上がる。
“ビシッ”“ばしっ”“ビシッ、バシッビシッ”
美貴の手が上って、鞭が飛ぶ。
一夫の丸っこいお尻は鞭跡が縦横に付いて、鞭跡と鞭跡の交差したところには
血の玉が浮かんでいた。(続く)
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