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小説 舞の楽園  ( 義父とレズビアン )

         義父とレズビアン ( 5 )
   その時です。
 「入っても・・・よろしいかしら・・・?」
 女の声が聞こえました。それは優しい、やや高いイントネションの女声でした。
 僕が女性の恰好をしていたせいで、瞬間『聞き間違えたのではないか・・・』と思いま
 した。
 「はい・・・」
 戸惑いながらも思わずその問いかけと同様に女声で答えています。
 ソロソロと襖が開き入って来ましたのは、肌の透けて見える薄い赤のネグリジェを着た
 女の人でした。焦げ茶色の黒に近いウィッグを被った女の人は後ろを向いて膝を突いて、
 正座をして、両手を使って上品な仕草で襖を閉めております。
 その時の僕の目には、シースルーの膝のところまでの真っ赤なネグリジェの腰の部分に
 履いた赤いパンティが色濃く映っていました。
 白い大きなお尻は赤いパンティが自然のように僕は感じています。

   『この女の人は誰なんだろう?』と思って不思議そうにしている僕の前で、静かに
襖を閉めた女の人はこちらを向いたのです。
「あっ、お義父さん・・・」
その女の人は綺麗にお化粧をした義父なのです。当然ですよね。その時は義父と僕しか
この家には居ないのですもの・・・
幾らお化粧をしていても、顔の形や雰囲気で判るものなのです。それに・・・恥ずかしい
のか顔が真っ赤になって居ても二重の目が義父の目なのです。
『まさか・・・義父が・・・女になって、僕の前に現れるなんて・・・』驚いてしまい
ました。僕は思わず声を出していました。

 「あっ、武さん。脱がないで・・・ちょうだいな・・・」
「あなたとわたしは女になっているのよ・・・」
布団の上で再び正座をしている僕にそう言ったのです。
襖を閉め終わって僕の方に向き直り畳に両手を突いて頭を下げた義父は、僕が着ていた
妻のスリップを脱ごうとしていたのを気付いた見たいなのです。
義父はいえ彼女は焦ったのだと思います。今現在はこの部屋の中では、女になっているの
は義父と僕の2人ですが、僕がスリップを脱いでしまうと『女になって居るのは義父1人
になってしまう・・・』と思ったようです。
いかにも年上の女と言った様子で彼女は言うと、更に顔を赤くしました。
焦って思わず言ってしまってから、恥ずかしくなったものと思われます。

 「ゴメンナサイネ。キツイことを言ってしまって・・・。だけど・・・あなたが女にな
っているのを見て・・・」
義父は真っ赤な顔をしたまま、今度は謝っています。しかしその言葉は途中で途切れて、
俯いてしまっています。女装をした自分の姿が恥ずかしくなったものと思われます。
言っていることが尻窄みになった義父を見ていて、僕は『可愛い女だ』と思ったのです。
実際、義父の姿は小柄でして、色が白くって餅肌で、お尻も大きくって女そっくりなの
です。どうして男性器が付いて生まれたのか不思議なのです。
そう思うと、僕は彼女が女装して来た行為が理解出来そうな気がしてきました。(続く)

  

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