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小説 舞の楽園 ( 淫らなマゾ牝 )

   
         淫らなマゾ牝になって  < 20 >
  「それじゃぁ、行って来るよ。素直な女になるように頑張ってくれよ・・・」
森様は村木様に目配せすると部屋を出て行きました。
無論、”ガチャリ“と扉の鍵が落ちる音が聞こえていました。
全裸でベッドの上に人の字型にお尻を上げさせられて縛り付けられた静夫は2人が部屋から
出て行くと、縄が緩まないものかと確かめました。
しかし、怪力のゴリラのような村木様の掻けた縄は完璧で緩むどころか、逃げようと暴れれ
ば暴れるほど強く締まってくるのです。
空調の効いた室内では、静夫は汗ばんでいました。
静夫が逃げることが出来ないと分かった時に、突然、お尻に入れられた巨大な張り型が動き
出したのです。そして・・・微かな痒みが襲って来たのです。

  「ああ。止めてェ・・・動かないでぇ・・」
グリグリ、ブルブルと振動するバイブレーターに静夫は思わず哀願の言葉を掛けています。
しかし、電動で動いているバイブは止まってはくれないのです。
そう云えば村木様は「20分間でセットをしておきました」と森様に言っておりましたが、
このバイブの動く時間だったようです。
手足を縛った縄を解こうと暴れ疲れて静夫が諦めて大人しくなった頃に、肛門で暴れていた
バイブはやっと止まってくれたのです。それが暴れている時間は15分ほどでしょうが、静
夫の肛門は痺れておりました。
また20分するとバイブは動き出しました。今度は静夫の腰は敷かれた枕の上でのの字を
書いていました。

  「ああ・・・やっと、やっと止まってくれたのね・・・」
何回も、何回もバイブは疲れを知らずに静夫の肛門を責めていました。何度目にかにバイブ
が止まった時に、汗びっしょりの静夫が安堵の声を漏らしています。その声とイントネションは男達に聞かれていない安心感からか、それともアヌスを散々責め抜かれたからか、女の声になっていることを静夫自身が気付いていなかったのです。
バイブが止まると、強烈な痒みが静夫を襲って来ました。その痒みの原因は出掛けに森様が
バイブに塗った薬の故なのです。
静夫は知りませんでしたが、どうやら催淫剤入りの痒み薬だったらしいのです。
「ああ・・・お尻の中が痒い・・・我慢が出来ないわ。バイブを早く動かしてェ・・・」
猛烈な痒みは静夫に入れられたバイブを動かして痒みを癒してくれるように仕向けています。
静夫は淫らな気分になって独り言で哀願していました。
縛り付けられた不自由な全裸をクネクネとクネラセて、何時終わるか分からない痒みに耐え
ています。
「ああっ・・・我慢が出来ない・・・気が・・気が狂っちゃうぅ・・・」
ジッと止まっているバイブが恨めしく思ったときに、突然バイブが動き出したのです。

  全裸でお尻を突き上げた格好の静夫は助かったと思いました。
動き出したバイブは最初は、痒みを和らげてくれて気持ちが良く感じられたものです。
しかし、ブルブルと震えて先端だけがズコズコと静夫の肛門を抉る機械的で単調なそれは、
静夫の肉体に苦痛を与えるものに変わっています。
手が自由ならばバイブを引き抜くことも出来ますが、縛られていてはそれも出来ないので
す。
「ああ、止めて・・・止めて。嫌ッ、もう・・・嫌ッ」
静夫には自分の泣き声が遠くの方で聞こえているような気がしていました。(続く)
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