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小説 舞の楽園 ( 淫らなマゾ牝 〉

   
         淫らなマゾ牝  < 37 >
  「ほう・・・・これは・・・」
「本当に・・・抜けるように白いわ。羨ましいわ・・・」
先生と看護師さんの声が、全裸になった静子の背後から聞こえて、恥ずかしさが倍増です。
「恥ずかしい・・・ですわ」
思わずお尻をくねらせていました。
ご主人様方の前では、もう3月近くも全裸を晒して生活をしていますので、裸が当たり前の
ような気がしていまして無毛の秘所を晒していましたが、先生や看護師さんのように好奇心
溢れた他人の目に晒されて、無毛の性器が非常に恥ずかしいのです。
それでも、森様や村木様の言いつけに背く訳にはいかないのです。
もし背いたらば、後で死ぬほどの摂関が待ち受けているのが目に見えるようです。悲しいこと
に、静子の肉体は逆らうことなど考えられないくらいに調教しつくされていました。
全身が見る見る朱に染まって行く静子です。

  「女性ホルモン剤を飲んでいるね?」
看護師さんに肉体の隅から隅まで計測されました静子に先生は質問しています。
その計測も恥ずかしい限りでした。身長、体重。胸囲、腰周りの大きさ等は無論のこと、ご
主人様に嬲られて大きくなった乳ウンと乳房。乳首の大きさ、お尻の大きさや硬さ。剥き出し
の男性器の長さや大きさや硬さと色。剃った陰毛の毛の生えぐわい。
ご主人様方の言う「大きくなった静子のオマ〇コ」の大きさや長さ、食み出したピラピラの
大きさまで測って記録するのです。
「性感帯も調べるのよ・・・」
最後にはその看護師さんは、静子の全身にそのほっそりとした指を這わせてそう言ってい
ます。
恥ずかしいことにもうその頃には、見られ嬲られる快美感が全身に及んでおり、ちょっと
触れられただけでも恥ずかしい声を出していました。
「はい」
「先生に貰った薬を飲ませています・・・」
村木様が静子の代わりに答えています。この病院自体が、いえこのクリニック自体が
仲間内の人間だということが解ります。

  「静子さんは、本当に女性の肉体になってもいいんだね・・・?」
問診の最後に先生は聞いています。
「ええ、そうなりたいと思っておりますわ・・・。宜しくお願いいたします」
ちょっと考えてから、静子はそう答えていました。今になって思えば、あの時がこの境遇か
ら逃れる最後で唯一のチャンスだったのかも知れません。
しかしその時は、否定できる雰囲気ではありませんでした。丸裸の静子の後ろには森様と
村木様がお2人とも緊張したように睨んでいましたし、先生も看護師さんも静子の肉体を
改造して売り飛ばす仲間だと言うことが解っていましたからです。
それに・・・一番の原因は、静子の心でした。静子の心はすっかり女性化して、反撥しよう
などという気にはなれなかったのです。
毎朝晩に飲ませられる女性ホルモンにより静子の肉体は丸味を帯ると同時に、心までが女性
になって行くようでした。
毎日丸裸で居ることを強制されて、少しでもご主人様の言い付けに背いたならば虐待を受け、
マゾ牝であることを意識させられているうちに、静子の心は辛いことでも諦めとともに受け
入れなければならないと言うマゾ特有の心理で満たされてしまっていたのです。
そして、『毎日のホルモン剤により肉体は女性化しているし、もう男性には戻ることは不可能
だと言う諦めが、どうせ女性として生きて行かねばならないのだから、美しいボデイを持った
女性に生まれ変わりたい・・・』と思ったのです。(続く)

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