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小説 舞の楽園 ( 犯されて )

       犯されて・・  < 45 >
   ちょっぴり膨らんだオッパイも、無毛の下腹部も見られてしまった節子は凄く恥ずか
 しかったのですが、何もかも見られたいと云った欲望が身の内に湧き上がって来るのを覚
 えていました。
 若い男の人は手に持っていてお湯の中でヒラヒラとさせていたタオルを自分の股間に当て
 ています
 『きっと・・男性自身が起ってしまったのだわ・・』と節子は思いました。
 クルッと向きを変えて、身体を斜めにして、節子は浴槽を跨ぎました。
 「もう・・出るのか・・?」
 並んでお湯に浸かっていた浜中が節子の方を仰ぐように見て聞いています。
3か月前はあんなに小さかった節子の白いお尻は、毎回訪宅する度に浜中の精液を2~3
 度は注いで貰っているせいか、お肉が付いて丸みを帯びて確実に1廻りは大きくなって
 います。
 その成長したお尻を下側から仰ぎ見るような、浜中と若い男の視線です。

  「ううんっ・・洗うだけ・・よ」
 前から見ると大きなクリ、いえ小さな無毛の男性器がぶら下がっていて男だとは解って
 しまうのですが、後ろから見ると女体のようにお尻が大きい肉体をした節子はそう答えて
 います。
 『もうここに来たら、若い男性にオカマだと思われても仕方がない・・・』と節子は思
っています。もう如何でもいいと開き直りです。
でも・・不安な材料がありました。
それは・・宿の宿泊名簿に本名と住所を書いたことです。宿泊者がその気になって調べ
れば、分かってしまうことでしょう。
『それでもいい・・わ』と考えました。『何かがあれば・・浜中が助けてくれる・・わ』
と思っていましたから・・(つづく)


   
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