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小説 舞の楽園 ( 犯されて )

       犯されて・・  < 47 >
   南房総の旅行以来、浜中と節子は一緒にいる時間が長くになりました。
 無論、会社では浜中は以前より増して、節子に近寄ることをいたしません。まるで節子に
 近寄ると自分自身の自制の心が崩れてしまうのが怖いようです。
 『私の彼は、わたしの地位を考えてくれて、わたしに近づかないようにしてくれているのだ
わ・・』と、節子は解っているのですが、でも浜中のそっけない態度に寂しくってならない
のです。

  7月の最後の土曜日のことでした。
節子は基本的には、土曜日は会社はお休みですが、月末の土曜日は支払い伝票が溜まって
いたので、今日は会社に出勤しております。
支払いの伝票に印を押していますと、ワイシャツの胸のポケットに入れてあるマナーモー
ドの携帯がブルブルと震えています。
『誰からでしょう・・か?』と急いで形態を覗いてみますと、久しぶりの浜中から
のメールです。「今日は早く帰ってこい・・」とだけのメールです。
ちょっと残業をしてから帰りましょう・・と思っていた節子は仕事を早めに切り上げて帰
ることにしました。浜中の命令は絶対なのです・・・

  節子がお部屋に帰ると、あの南房総の岩場で浜中と2人で節子を嬲った浦上さんが訪
ねていました。
 2人で節子の淫らな写真を見ながら、打ち解けて談笑しているではありませんか・・
 節子はちっとも知らなかったのですが、浜中と浦上さんは連絡を取り合っていたようです。
 「節子。浦上さんだ・・!今日は2人でお前を嬲ることにした・・」
 「いらっしゃいませ・・」
 節子は靴を脱いで玄関に上がると、そこに正座をして三つ指を突いて挨拶をしました。
 前回お会いした浦上さんには、南房総での恥態が思い出されて恥ずかしくって、朱に染ま
った顔を伏せています。
 そして・・浜中の言うように、これからはこの白い肉体をお2人に捧げなくてはならない
 ようだ・・と決心しています。

  常日のように、玄関先で男物の背広を脱いでいます。
 柄物のワイシャツを脱ぐと黒のハーフカップのブラジャーが現れています。女性ホルモン
 の摂取といつも浜中に揉んでもらって大きく成長した白い乳房が上半分だけ現れていま
 す。
 恥ずかしくって仕方が無い節子ですが、何時ものように裸になることにしました。思い
 切ってスーツのズボンを脱ぎました。下は矢張り黒のレースのパンティでした。
 後ろに結んであった髪を解いて、洋服ダンスの小物入れに仕舞ってあった口紅を引き、節
 子は女に変身しました。
 節子の部屋には、節子が変身するために玄関に洋服タンスが置いてあるのです。
節子の変わり身の早さに、浦上さんは唖然としておりました。

  「これも脱がなくては・・・いけません・・の」
 洋服タンスに今まで着ていた背広を仕舞った節子は身振りで浜中に聞いています。節子の
 身体はもう真っ赤に染まっていました。
 「取れ・・!節子。何時ものように・・素っ裸になるんだ!」
 浦上さんが来ていることで、何時もよりSになっている浜中の声に『もう・・どうしょう
 もないわ・・ね』と観念した節子は恥ずかしかったのですが、ブラとパンティを脱いで
 白い下腹を晒していました。(つづく)

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