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小説 舞の楽園 ( したたかな女 )

       「 したたかな女 」(7)
  「お会いして食事でもしましょうよ・・・」
そうこうする内に、メールをやり取りしている女装者の1人が言い出したので
す。私は喜んでしまって早速承諾の返事を、日時や場所等を添えて返信したの
です。相手の人からも早速応諾のメールが返信されて、当日までは私の胸は高
鳴りぱなしです。
当日待ち合わせの場所にやって来た相手の人は相当派手なメークをして、水商
売でも勤めているような出で立ちで、私が望むようなタイプではなかったので
す。
相手の人は食事をしてからホテルへ行くことを考えていたようなんですが、食
事をしただけで別れたのです。無論、相手の人には恥を掻かせないように「私
の体調が急変して、お相手をすることが出来なくなってしまった」と伝えると
、ちょっと残念な表情を作って帰って行きました。
私は残念な気持ちもありましたがそれでも残りの2人がいるので、後の2人の
女装子に期待して、会いたい旨メールを送ったのです。
 その中の1人と会うことが出来たのです。
待ち合わせた相手の人は女性らしい振る舞いをしておりますが、少し派手目の
の化粧であったり衣装でしたので、この人も私のイメージとはちょっと違いま
す。しかし、前の人から見ると私のイメージには近いのです。
私はホテルに行くことにしました、前の人とは残念なことをしたかもしれない
と云う気持ちが働いていたのかも知れません。
軽く食事を執りお酒を飲んでレストランを出ると、相手の人は凭れ掛かるよう
に手を組んできました。
「行きましょうよ。ホ・テ・ル」なんていうのです。
私達は近くのホテルに入りました。
 なにせ、女性とは経験豊富な私ですが女装者の男性とはホテルへ行ってSEX
しようというのは初めてなんです。初めてなもので、相手の人にリードされっ
ぱなしなんです。
私の戦意が肝心なところで萎えてしまったのです。
そうなるともう如何しても、再び元のようにカチンカチンにはならないのです。
相手の人も私の愚息をしゃぶったりしては呉れたのですが・・・・
相手はそのことに失望して怒ってしまったのです。
何にも言わずに着替えをするとサッサと部屋を出て行ってしまいました。彼女
の顔が蒼白になって、怒りからかブルブルと震えているようでした。
私は男性として情けなくなりましたが、自分の息子が相手を拒否したのだから
仕方が無いと考えました。悄然とホテルを出たのは言うまでもありません。
しかし、憤然としたことも確かであります。
女装者は女性の衣装を身に着けて言葉も女性の言葉をしゃべってはいるが、何
かの拍子に地の男性の部分が出ることもあるのだと言うことが判ったのです。
今回の相手は、私が始めての体験であったこともあったのでしょうが、余りに
も能動的でした。
「ここをこうして・・・下手だわね」
私のものが萎えてしまったのを見て、命令口調で言っては、最後の方はそう口
先ったのです。
それには、女性らしい心の持ち方が余りに感じられません。(続く)
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