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小説 舞の楽園 ( したたかな女 )

       「 したたかな女 」(11)
 部屋には椅子が1つしかありませんでした。
「私がベッドに座ると貴方よりも目線が高くなってしまって、お客様を見下ろ
すようになってしまいます。だから申し訳ないですが、そこのベッドに腰を下
ろして戴けませんか?」
彼は私にベッドへ座るように誘導するのです。
何にも知らない私がベッドに腰を掛けて、彼はベッドの間近に椅子を持ってき
て話を始めています。
彼は会社の社長の癖でしょうか、ジィ~っと、そうです恐いくらジィぃ~っと
眼を見て話をするのです。
「今回の出張は商社を訪ねて、何とか外国との取引が出来ないものかと思って
います」と、彼は言っていました。
私はただ黙って彼の話を聞いていました。

 話が一段落すると不意に彼が立ち上がったのです。そして、私の肩に手を掛
けてトンと突いたのです。
ベッドに腰を掛けて彼の話を聞いていた私は不意を突かれて踏ん張ることも出
来ずに、ベッドの上に仰向けに倒れてしまいました。
突き倒された私の両手は広がっていたのではないかと思われます。彼はその無
防備な格好の私の上に覆い被さって来て、いきなり唇を奪って来たのです。
私は驚いて拒みました。「自分は女ではない・・・」とも、言いました。しかし、
彼は口付けを止めてはくれません。何度でも口を近づけて来ては、私の口を塞
ぐのです。
そして、左手で私の股間をズボンの上からですが掴むのです。
「止めて欲しい・・・」と言いましたが、彼はリズムを変えて手に入れる力を
変えて私の股間を上手に揉むものですから、私の息子は大きく成長してしまっ
たのです。
 以前女装者と2回ホテルへ行ったことを書きましたが、その時は最初から
男と女という雰囲気でした。私の経験は少なかったのですが彼女からの愛撫も
巧みで、女性的に奉仕をしてくれるので、こちらとしても男性として攻撃態勢
を取っていたのだと思います。それだから、私の愚息も一応は立ち上がってい
たと思われます。
しかし今日は、全くの男同士で、男の格好をした男性から愛撫を加えられて
いるのです。
私は前にも、このようなことは1度もありませんでしたので困惑してしまった
のです。自分のものが男性の愛撫によって起つなんてことは考えてもいない
ことだったのです。
彼は履いている私のズボンのファスナーを下ろして、ズボンと共に下着までも
脱がそうとしましたが、私の抵抗もあってなかなか脱がせることは出来ません。
そこで、私のブリーフの合わせ目から手を入れて、私の大きく成長した男性自
身を掴み出したのです。
その時私は『如何にでもなれ』と覚悟を決めたのです。いわゆる男の身体です
から、女性の身体のように傷付くということは無いと考えたのです。
むしろ、揉まれている男性自身からは得も言われぬ快感が湧き上がってくるの
です。そちらの誘惑には勝てなかったと言うほうが正しいかも知れません。
(続く)
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