小説 舞の楽園 ( 息子の女 )
- 2019/01/22
- 00:36
息子の女 -3
「いや~。ダメ!止めなさい!」
勃起した巨大な男根を振りかざして向って来る息子に対して、精一杯父親の
権威を振りかざして切羽詰まった叫び声を上げていました。
「そんな可愛い悲鳴を上げたって・・・ダメだよ。俺は親父を姦ることに決め
たのだから・・・」
息子の茂はそんな恐ろしいことを言ってせせら笑いました。父さんから親父に
その呼び方が変っています。
浴室のタイルの床の上に蹲ってしまった私の裸の肩を掴んで来たのです。大き
な手で力が強いのです。
時折湯上り等のフッと寛いだ時に、息子の茂が女を見るような目付きで私を
見ているのを感じておりました。そして何となくですが、私の白い肉体を欲し
いのでは・・と思わせるような目をして、私を見ていることが2~3いやこの
ところ頻繁にあったのです。
でも考えて見ると、こう見えても私は女ではなく男なのです。
男が男の肉体に欲情を覚えると言うことは考え過ぎというものだ、と気付い
たのです。息子がホモであるということは親として認めたくは有りませんで
した。
私の思い違いだった・・と云うことで、その考え方は無視することにいたし
ました。
でも無視をすると私の意識は息子の、その女を見る目のような目のことで1杯
になってしまったのです。ついには女になった私が、男の息子に犯されてし
まうと言う妄想に取り付かれてしまったのです。
妄想の中では、淫らな私が『来て・・・茂さん』等と言っては息子の茂を誘
っておりました。
(2)不道徳感
「辞めなさい!・・・嫌!!」
息子の茂は、丸裸の前を押さえて逃げようとする私を浴槽に押付けて来てい
ます。
我が家の浴槽は半地下式とでも言うのでしょうか、浴槽の縁が35cmほど
上っていて、お湯を溜める浴槽はタイルの床の位置よりも下に下がっている
のです。
その35cmほど上った浴槽の縁に私の上体は押付けられて、丸裸の白い下
半身は浴槽の縁から出ていました。
「止めて・・・」
父親の威厳も今は無くそう叫ぶ私の上半身はお湯を張った浴槽の上で、両手
は反対側の浴槽の縁を掴まされていました。そうでもしないと、私の顔はお湯
の中に入っていることでしょう。
「大声を出すのはよしたほうがいいんじゃないかな?ご近所に聞こえてしまう
かもよ・・」
「止めて」と叫ぶ女のような私の声は、浴室の中で響いていました。茂の声
は全く慌ててもいないで憎いほど落ち着いた低い声だったのです。
「ご近所に聞かれてしまう・・・」
浴室の中に響き渡った思わず上げてしまった声の大きさに驚いた私は考えた
のです。そして、世間体を気にする私はもう大声をたてることは出来ません
でした。(続く)
「いや~。ダメ!止めなさい!」
勃起した巨大な男根を振りかざして向って来る息子に対して、精一杯父親の
権威を振りかざして切羽詰まった叫び声を上げていました。
「そんな可愛い悲鳴を上げたって・・・ダメだよ。俺は親父を姦ることに決め
たのだから・・・」
息子の茂はそんな恐ろしいことを言ってせせら笑いました。父さんから親父に
その呼び方が変っています。
浴室のタイルの床の上に蹲ってしまった私の裸の肩を掴んで来たのです。大き
な手で力が強いのです。
時折湯上り等のフッと寛いだ時に、息子の茂が女を見るような目付きで私を
見ているのを感じておりました。そして何となくですが、私の白い肉体を欲し
いのでは・・と思わせるような目をして、私を見ていることが2~3いやこの
ところ頻繁にあったのです。
でも考えて見ると、こう見えても私は女ではなく男なのです。
男が男の肉体に欲情を覚えると言うことは考え過ぎというものだ、と気付い
たのです。息子がホモであるということは親として認めたくは有りませんで
した。
私の思い違いだった・・と云うことで、その考え方は無視することにいたし
ました。
でも無視をすると私の意識は息子の、その女を見る目のような目のことで1杯
になってしまったのです。ついには女になった私が、男の息子に犯されてし
まうと言う妄想に取り付かれてしまったのです。
妄想の中では、淫らな私が『来て・・・茂さん』等と言っては息子の茂を誘
っておりました。
(2)不道徳感
「辞めなさい!・・・嫌!!」
息子の茂は、丸裸の前を押さえて逃げようとする私を浴槽に押付けて来てい
ます。
我が家の浴槽は半地下式とでも言うのでしょうか、浴槽の縁が35cmほど
上っていて、お湯を溜める浴槽はタイルの床の位置よりも下に下がっている
のです。
その35cmほど上った浴槽の縁に私の上体は押付けられて、丸裸の白い下
半身は浴槽の縁から出ていました。
「止めて・・・」
父親の威厳も今は無くそう叫ぶ私の上半身はお湯を張った浴槽の上で、両手
は反対側の浴槽の縁を掴まされていました。そうでもしないと、私の顔はお湯
の中に入っていることでしょう。
「大声を出すのはよしたほうがいいんじゃないかな?ご近所に聞こえてしまう
かもよ・・」
「止めて」と叫ぶ女のような私の声は、浴室の中で響いていました。茂の声
は全く慌ててもいないで憎いほど落ち着いた低い声だったのです。
「ご近所に聞かれてしまう・・・」
浴室の中に響き渡った思わず上げてしまった声の大きさに驚いた私は考えた
のです。そして、世間体を気にする私はもう大声をたてることは出来ません
でした。(続く)
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