小説 舞の楽園 ( トルコ10日間 )
- 2019/02/20
- 23:49
トルコ 10日間 < 7 >
そのホテルでは半袖シャツでも良い季節だったのですが、永年の癖で白い肌を晒すのが
恥ずかしくって、私は薄い青色の長袖のシャツを着ておりました。それが捲れて白い肌が
見えていたのです。
「オイッ・・・大丈夫か・・・?」
・ ・・と言いながらシャツを脱がせていたそうです。ベルトも緩めてくれたのです。
その時の私はシャワーを浴びてから食事に下りていましたので、下着の半袖は着ておりませ
んでした。白い上半身が彼の目の前に現れてしまいました。
「最初はほんの悪戯の積りだったんだ・・・」
彼は言っています。彼は『わたしが目を覚ましたら、裸なので驚くだろう・・・』と軽い
気持だったようです。
高士さんとお付き合いをするようになってから知ったのですが、彼にはそんな人を吃驚
させて喜ぶようなところがあるのです。
体毛の薄い・・・と言うか、ほどんと生えてもいない私の白い駆を見てしまった彼は、『女
の肌のようだ・・・」との思いを強くしてしまったよう。HOMO行為をしたこ
とのない自分がこの男に欲情をしていることが信じられません。
男が男を襲うなどとは考えられませんでしたので、酔って無抵抗な女の人を手籠めにして
しまおうという気持ちだったと私は考えています。
肌理が細かい白いお肌を見てしまった彼は、『そこに横たわっている私が女だと勘違いを
してしまった』と私は思いたいのです。
私の白い肌が彼を襲い掛からせてしまったのかも知れません。
でも、その時の彼はまだ悪戯の積りだったようです。
好奇心が勝ってしまった彼はファスナーを下げて、私の履いていたズボンを下に引いていま
した。ブリーフが見えています。
その日の私は濃い緑色のズボンを履いて、その下には水色のブリーフでした。
酔ってベッドに斜めに寝ている私のズボンを脱がせた彼は、そこで止めようと思っていた
ようです。ところが「真っ白で無毛の脚を見て興奮したよ」と言っています。
『剃っているのかな・・!剃ってはいないようだ!元から無毛なんだ・・・!』
白い二の足に触れて見て『女のようだ・・・』との思いを強くしたのです。
『こんなに毛が薄い男のあそこは如何なっているのかな・・・?』と興味が湧いて来たの
です。
ズボンを脱がせた時に仰向けになった私のブリーフに手を掛けて、そろそろと下していま
した。本当かどうか彼の話からは分かりませんが、夢を見ているのか私はその動作に腰を
浮かせて協力していたそうです。
私の小さく粗末なものと、薄いショボショボとした陰毛が現れました。酔いの為かその
オチ〇チンは勃起も当然のようにしていませんし、ダランと下を向いて垂れていたそうで
す。
私のペニスは、いえペニス等と言うと他の男性方に怒られてしまうようなものです。
恥ずかしくって正式に測ったことはありませんが、勃起をしましても10cm足らずで
いつも皮を冠っているのです。そして・・・亀頭なんて言葉は彼に教えて頂くまで知らな
かったのですが、亀頭なんて全く無くのっぺりとしているのです。
彼に犯されてしまった後に彼の男根を見た時に、そのカリが張っている大きな男性自身を
見て『これが男の人なのだ・・・』と思ったほどなのです。
彼と比べて余りに貧弱なものをぶら下げている私は『男じゃない・・・』と本当に思い
ました。
それが・・・酔って正体も無く眠っているのですから、当然のように縮んでいました。小
指の先ちょ程のものが白っぽく縮んでいたのです。竿などと言うと竿に「もっと太いわよ」
と怒られそうです。(続く)
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