小説 舞の楽園 ( トルコ10日間 )
- 2019/03/13
- 23:49
トルコ 10日間 < 27 >
高士さんに首から下の体毛を全て剃り落とされました。
元々薄い私の体毛は、あっ、恥毛は3~4度剃刀を這わせられると、白い肌が現れまし
ていますし、両脇の下も上げさせられて毛などは2~3度剃られるともう跡形もありま
せん。
「薄いから・・・剃らなくってもいいのだけれど・・・」
バスタブに腰を降ろした私の脚の脛に生えている産毛を見て、彼の独り言です。
躯の前面がツルツルになりますと、今度は背面です。
「さッ。・・ここに両手を突いて・・・今度はバックだ・・・」
私の身体を傷つけないように慎重な手付きとは裏腹に、非常に面白そうな軽薄とも取れる
言葉遣いで命令しています。体毛を剃られている私の恥ずかしがる様子が面白くって仕方
がないと言った風情です。
「そうだ!足を開くんだ・・・
バスタブの奥の縁に両手を突いてオズオズと脚を開いた私のお尻を広げて、彼の手にした
剃刀が這って行きます。先程まで彼の大きなものを受け入れていて閉じてはいないであろ
うオ〇ンコを、指で広げられて産毛を剃られると云うのは恥ずかしいものです。
「さあ・・・終わった。こっちへ来て・・・見てご覧!」
シャワーのお湯をピンク色に染まった躯に掛けられて、私は緊張から解放されました。
鏡の中の私は真っ白な躯で輝いているようです。けれども、見慣れた下腹の恥毛が無いと
言うのも恥ずかしいものです。横に並んで立った彼の真っ黒な体毛が際立って見えており
ます。
「恥ずかしい・・・わ」
小さな包茎を隠してクネクネと躯を揺すって立つ私は、もう1度お湯を流して、お姫さま
のように私をダッコして、ベッドへ連れて行かれました。
「そこに置いてある包みを開けてご覧・・・」
全身の体毛を無くしてツルツルになって光り輝くようになった全裸の私は彼の唇を迎え入
れています。デープなキッスの後で彼は言うのです。
「でも・・・お店に置く物でしょう・・・?」
「うんっ。置く物は店の方に送って貰った。これは万子に着て貰おうと思って買ったもの
なんだ・・・」
不思議に思って尋ねると、彼は非常に楽しそうです。私はベッドの上にさっきグランドバ
ザール彼がお買い物をして持参した紙袋を持って来て開けました。
紙袋の中には紫や真っ赤の、薄い透き通る布地で出来たネグリジェが2枚剥き出しで入っ
ていました。
あっ・・・グランドバザールでもそうですが、トルコではお買い物をしても日本のように
包んでくれないのです。私は外国に行ったのは3度目なのですが、もっと多くの旅行を
している彼が言うと、「買い物をして包んでくれるのは、日本くらいだよ・・・」と言っ
ています。
『そう云う日本人はおもてなしの心が旺盛なのかしら・・・』と私は思たものです。
ネグリジェが2着、共布のパンティが入っています。
奥の方には数枚の後ろの部分が紐状のストリングス、中には女性が当たると思われる部分
が開くようになっている黄色いタンガもありました。
「着けてご覧!白い肌の万子には似合うと思うよ・・・」
王宮のお姫様が身に着けるようなネグリジェやパンティに私が恥ずかしがっていると、
彼がそれを広げています。(続く)
スポンサーサイト