小説 舞の楽園 ( トルコ10日間 )
- 2019/03/17
- 00:21
トルコ 10日間 < 30 >
「さあ、後ろを向いて!・・・ケツをこっちに突き出すのだ!」
2人で浴室に入って行くと、昼間の高士さんからは想像も出来ないほど乱暴な彼の命令
です。
私が女になればなるほど、彼は男っぽく、そしてサドになるようです。
「自分で・・・万子自ら・・・綺麗にして行きますぅ。だから・・・お先に上がってい
ただけませんこと・・・」
お浣腸など施したことはありませんが、お浣腸をされたらば排泄をしなくてはいけない
ことぐらいは知っております。排泄を見られることを避けたい私は彼に哀願しました。
女として当然の心理です。
「ダメッ!俺は万子に浣腸をしたいんだ!万子の全てを知りたいんだ・・・」
私が彼の言うことを拒否しないのを知っている彼はますます意地悪なのです。駄々っ子
見たいです。
もう彼が言い出したことは撤回しないことを知った私は白いお尻を彼に向けて突き出し
たのです。勿論、恥ずかしさから私の全身は真っ赤に染まっていました。
“パシッ”
白いお尻を叩く軽い音がして、潰れたピンクの浣腸器が抜かれました。
「アン・・」
私は喘いでしまっています。
「万子。出来るだけ我慢をするんだ・・・」
そう命令しながら,立ち上がらせたお尻の穴にティッシュを当てています。直に便意が
駆け上がって来ました。
普段私は快便な方です。1日1回朝に必ず便を出す習慣がありました。でもその日は、
彼に男根を入れられた所為か、お通じはありませんでした。
彼はそれを知ってか、薬局へ走ったものと思われます。
「ア~ン。お腹が・・・お腹が痛い・・・」
「まだ、まだ出しちゃダメだ!お腹の中を綺麗にするためには、もっと我慢をしなさい
!」
昨晩剃られた下腹部を押さえて、私が便器にしゃがみ込もうとしますと、腕を押さえて
腰を降ろすことを許してはくれません。段々と痛みは激しくなり、便意が募って来ます。
便意と言うものは間欠的に襲ってくるものなのですね。私は初めて知りました。
その感覚も短くなっております。
「ア~ンッ。見ないでェ・・・。お先に・・・浴室を・・・出て頂けませんかしら
・ ・・?」
彼が興味深げに私を見ているのに気付いて、再び哀願しました。
男でも排泄を見られると云うことは恥ずかしいものです。まして私は彼の前ではオンナ
になっているのです。便意が切羽詰まらないうちに、彼に浴室を出て行って欲しいの
です。
「万子が排泄するところを・・・見たいんだ!」
腕を掴んでいた手は外してくれましたが、彼は平然と言うのです。(続く)
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