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小説 舞の楽園 ( 熟れた男達 )

   
         熟れた男達  < 1 >
俺もようやく40代に突入だ。
 30歳までは女1筋にナンパに励んで来た。こう言っちゃなんだが・・モテタ・・ぜ。
 女には不自由しなかったぜ・・ちょっと言い過ぎかな・・?
 だが30歳になって1年後だったと記憶しているが、会社の社員旅行で、或る事件が
 起きたんだ。
 それからは女を漁ることは止めて、男に鞍替えしたんだ。おっと・・今、鞍替えと云う
言葉を使ってしまったが、女は男に乗られるものだ・・と俺は思っている。だから・・
その言葉を使ってしまったんだ・・

  その事件以降、俺は小柄で可愛い爺さんが好きになってしまったんだ。
 60代から70代の爺さんを泣かせたら・・いいものだぜ。
 泣かせる・・と云っても悪いことをして、悲しくって泣かせる・・と云う訳じゃあ
 ないぜ・・。良くって良くって善がり泣きをさせる・・って奴だ。
 可愛い・・ぜ。お爺さんが女見たいに善がり泣くって言うのは・・フックラとした
 白い肌の躯を波打たせて、「いいわ!いいわ・・」と善がり泣くさまは、本当に可愛
 い・・ぜ。 俺の剛直を飲み込んだ身体が・・まるで蛇のようになってクネルんだ。
もうそうなると・・俺のセックススレイプさ・・
 どんなことでも、言うことを聞く、性の奴隷ってやつさ・・

  俺は今、3人の爺さん達と暮らしているんだ・・。
 どの爺さんも俺の言うことは「ハイ。ハイ」と聞く。可愛くって仕方がないほど、
 女になっているんだ。
 まあ・・小ハーレムって奴だな・・これが、俺の日常なのだ・・

  今から、その女達を、否、爺さん達を如何やってものにしたのかと云う話と今
 のハーレムの話を書く積りだ・・。

暫時、時間を頂きたい・・


        { 1 }
 俺は或る食品会社の営業所に勤めているサラリーマンだ。
 それは、その営業所の毎年行われる5月の社員旅行の出来事である。
 今はどの会社も経営状態が厳しくなったのか、それとも社員旅行なんて皆が参加
 しなくなってしまったのか・・数年前から社員旅行なんて無くなってしまって
 いるようだが・・当時は課ごとに、営業所ごとに、1年に1回は旅行に行ってい
 たものである。
 旅行費を積み立てておいて、幹事が行く先を決めて、みんな喜んで行ったもので
 ある。
 会社からも1/3くらいは慰労金と云うことで、お金を出していたものである。
 それは・・そうだろうな。社員全員の親睦のために役立っていたのだから・・
 会社の為にもなって居たと思うのだが・・・
 新入社員や移動うして来た者などは、余程のことが無い限り半強制的に参加を
 させられたものであった。(つづく)
  
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