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小説 舞の楽園 ( 熟れた男達 )

   
         熟れた男達  < 44 >
    俺は思うのだが・・
 詩織の記憶が戻ったにせよ、正子と睦子の3人姉妹の末っ子としていたい・・と望む
 ならば、ここに居ればいい・・と思っているのだ。
 また・・男に戻りたくなったらば、ここを出て行けばいいと考えている。
 確かに、俺達は肺炎になりそうな詩織の命を助けてやった・・とは思うのだが、その
 後に俺達の快楽の道具として使ってしまったのだから、借り貸は5分と5分であると
 思っているんだ・・恩義は感じなくっても良いはずである。
 睦子も正子も詩織が正気に戻ったことは薄々感ずいていると思うが、まだ正確なこと
 は分からないのではないか・・?
 詩織に問いただしたかどうかは俺には分からないが、いずれにせよ、俺にも相談して
 くると思うのだ・・
 それまでは、俺は黙って見守ろうと思っている・・

  今や俺は、睦子・正子・詩織と云ったオンナを飼っているのだ。
 3人ともとっても可愛いのだ・・俺のオンナになったお爺さん達を平等に愛してやる
 ことにしているのだ。
 平等に愛してやれば・・3人共非常に良い関係を保って、俺に奉仕をしてくれるのだ。
 俺は幸せだ・・。(つづく)
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