小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )
- 2019/05/22
- 01:15
私の旦那様は弟の親友 ( 9 )
身体の小さな私を胸で受け止めた彼は、私の悲鳴にまたまたムッと来たようです。
今になって考えれば、それはそうだと思います。
薬を届けに来たというのですが、女に化けた私が「帰って・・」だとか、「何をするの・・」
とか言って悲鳴を上げているのですもの・・。私が非常識だったと思わざるを得ません。
・ ・と言っても、最初は彼は慌てたようです。
辺りを見回したそうです。無理もありません。女の人に乱暴しているように見える筈です
から・・
彼は数か月前に見た時よりも大きく逞しく、そして男臭くなっておりました。
その彼が小柄な私の細い肩をムンズとばかりに掴んでいるのですから・・
その時の私は女装を彼に見つかってしまって、パニくっておりました。何を叫んだのか覚え
てはいないのですが、暴れたようです。暴れると言っても大人と子供の差があったようです。
彼は暴れる私を家の中に押し込んでいたのです。
バタンと扉が閉まった音が私の耳に残っています。勿論、大きく逞しい彼も一緒に中に
入っています。
パニクっている私が気が付いた時には、後ろから彼の大きな手が私の口を塞いでいました。
私は今まで女装はしましたが、男の人は全く知らないのです。
勿論、女の人に対しては美しいものを見る対象として興味がありましたが、何故かSEXを
したいとは思いませんでした。
男の人を知らない私は恐怖で直も暴れようとしています。しかし、大柄な男は私を壁に押し
付けていました。
私のその態度に、彼はますます怒ってしまったのです。
私のマンションは1DKなのです。
6帖1間とDKと玄関、ユニットの洗面所と浴室とトイレが付いたお部屋なのです。
6帖間は板敷ですが、私がピンクのカーペットを敷き詰めました。窓にはチョッピリ濃い目
のピンクのカーテンを張りまして、如何にも女の子のお部屋です。その方が女の子のお部屋
として見栄えがする筈ですもの・・
小柄な私は口を大きな手で塞がれたまま、後ろから吊るされたような格好で、6畳間に引き
ずり込まれてしまいました。
そして・・ベッドの上に突き飛ばされていました。
「イヤ~ア・・乱暴はよして・・・。乱暴にしないで・・・よ!」
ベッドの上に仰向けに転がされた私の素足に履いたミニのスカートは捲くれ上がり、白い生
足と極薄の真っ赤なパンティは丸見えになりました。
< 彼に犯されて・・1 >
白い生足と履いていた真っ赤なパンティが、彼の欲情を刺激したのだと思います。
無理もありません。高校2年生から3年生にかけては性欲が1番溢れて来る時期じゃぁあり
ませんか・・?
女装に夢中になっていましたから、女の人には全く性欲を感じなかった私でも、それでも
女の子になっていたことで興奮しまして、自分自身を搔いて放出をしておりました時なの
です。(つづく)
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