小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )
- 2019/05/30
- 00:46
私の旦那様は弟の親友 ( 17 )
「そうか・・。そうだったのか・・?お前が処女だったとは思わなかったもので・・。
痛かっただろう・・ゴメンね・・!」
私のアヌスを貫いて放出した、敬様はちょっと興奮から醒めたようで普段の冷静さを取戻
したようです。
もう私を「お前」呼ばりはしていますが、謝ってくれています。
私は年下の彼を許していました。「処女の女は初めて奪われた男の人を許して、なおかつ好
きになるものだ・・」と言う話を聞いたことがあります。
それに・・私が彼よりも12歳も年上だと思うと彼が可愛くなっていました。敬様は若く
ってなおかつ逞しい男性なのです。
< 理枝と呼ばれて >
その晩は、アヌスが傷ついた私のために、敬様は塾もお休みして一緒に居て下さった
のです。基本的には彼は優しい男性なのです。
お風呂で洗浄したアヌスは、挿入されて男根を抜かれた直後はそれほど痛くはなかった
のですが、何故か時が経つに連れて、ズキズキとして来ました。次第に痛さが増して来て
いました。
「そこに・・寝な・・・!薬を塗ってやるよ・・」
浴室から出て、薄いナイロンのナイティを着て、ショーツを履こうとしている私を俯せ
に寝かせて腰を上げさせて、優しい手つきでオロナイン軟膏を塗り込んでくれたのです。
赤いナイティは白いお肌を際立たせていました。
私は彼のオンナになったのです。
「まるで・・女の部屋だな。そうか・・それで・・この部屋には貴広も入れて貰えな
い訳・・なんだ。」
「兄貴のところには行ったことが無い・・って言うから、可笑しいとは思っていたんだ
・ ・」
私の不注意で掛けてしまった言葉に激怒をして、私を姦すことばかり考えていたので
しょうか、お部屋の中を見渡すことも無かったのでしょう。
しかし・・落ち着いて来ますと見回す余裕が出てきたのでしょう、赤いナイティだけの
私を引き寄せながら、独り言を申しております。
「おやっ・・お前は理枝って云うのかい・・?あそこに飾ってあるのは・・お前の写真
だろう・・?良く撮れっているじゃないか・・?」
その写真は1昨年の夏に初めて青いワンピースの水着を買いまして、千葉の外房の海岸
で独りで映したものでした。
ハイレグの青い水着のバックの空と、松林のところに「理枝の初めての水着姿」と赤い
マジックで大書してあるのです。
私は『自分独りで撮ったのにしては、良く撮れているわ・・』とお気に入りなんです。
それを見つけた敬様は逞しい胸に縋り付いている私に聞いています。
このお部屋には誰も入れない積りでおりました私は、大きくA4まで引き延ばして
ベッドの横の壁に貼ってあったのです。
「 ・・・」
もう、バレテしまった私は小さく頷きました。
「北原理枝か・・・いい名前じゃないか・・?それじゃぁ・・理枝・・」
彼は言葉を切って、私を強く抱き寄せました。抱き寄せられた私は顔を上げて彼の眸を
見詰めました。
『先程。男根を挿入されて泣いて、酷くなった顔を洗面所で洗って直して置いてよかっ
た・・わ。もし・・お化粧が崩れたままの顔をしていたら、私を彼は女と認めて下さ
らなかったかもしれなかった・・わ・・』と思っていました。(つづく)
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