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小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )


          私の旦那様は弟の親友  ( 24 ) 
   「こちらへ・・お出で・・」
 彼の誘導に従って照明が届かない立ち木の下に入ると、いきなり浴衣を捲り上げられま
 した。そして・・彼の砲身が入って来ました。
 私は外でSEXをするなんて・・初めてですので『もし他の人に見られたら・・・』と
 思うと恥ずかしくって声が出ないようにするのが精一杯で、立ち木に捕まって喘いでい
 ます。
 それから・・お部屋に帰ってからも、少なくとも5度は彼の精液を受け入れていたの
 です。
 彼に愛して頂くことは、それはそれで私にとっては嬉しいことなのですが、私のアヌス
 は彼の激し過ぎるピストン運動によって腫れ上がってしまい、お持てなしが出来ないよ
 うになっていました。
 帰りのバスの中では外の景色も見ずに死んだように眠ってしまったことは言うまでも
 ありません。


       < 重大な決意 >
  伊豆への旅行の1か月ぐらい後だったかと思います。そう・・あれは確か5月の連休
 が始まる前日だったと思います。
 もうその頃には、敬様は私のマンションから大学に通っていました。バイト先の塾の方
 もそこから通っています。
 「これから・・会えない・・か?」
 会社に居る私に彼から電話がありました。私の会社も決算期の棚卸も一段落したところ
 で、午後から年休を取りまして彼の待つ喫茶店に向かいました。
 「 ヨウ!」
 私が近づくと、彼は私に気が付いて快活に右手を上げ笑っています。
 彼はもう大学生の仕草も身に付いて、そして・・私の男としての貫禄も充分に付いて
おります。
「何ですか?珍しい・・わね・・こんなところへわたしを呼び出す・・なんて・・」
「理枝。今度の休日に・・俺のお袋に会ってくれないか・・?」
午前中、会社に居たのですから、男姿のままの私が周囲を見渡しながら、そう言います
と、彼は突然に切り出しました。

 「女になって・・俺の彼女として・・お前を紹介したいんだ・・!お袋に会って貰い
たい・・んだ」
正直、私は驚いてしまいました。それと同時に「いよいよ・・女として・・彼のお母様
にお会い出来るのね・・」と嬉しく思うやら、心配やら気持ちも複雑です。
心配な気持ちと云うのは・・私が男でからです。「男と男の恋愛なんて・・不潔だわ・
・ ・」と言われたら如何しようかしら・・・とです。
この1週間。彼が私に対して『何か・・話したいらしい・・・』と感じてはいました
が、それのことだったようです。
彼は意外とシャイな性格でして、私のお部屋ではこう云う会話は苦手なようです。それ
が・・また私としましては素敵なんです。

彼は、女としての私をお母様に合わせることを決心したようです。


 敬様のオンナになりまして、1年半になりました。
夜と休日は女性となりまして彼にお尽くしをしておりますが、平日の昼間は男性として
会社に勤めていましたが、私は『もう男に戻るのは・・・限界だわ・・』と思っており
ました。
幸い私のお勤め先の会社はアパレルメーカでして、服装なんかも自由なよころです。
眉も細くして、髪をアップに纏めた私でも背広を着ていれば男性として扱ってくれる
ような会社でした。
でも・・このような私ですから・・見る人が見れば、普段から女装をしていることは
バレバレだったと思います。
会社の中ではいざ知らず、お外ではそれらしい人に「スナックで働かないか・・」と
何度も何度もお誘いを受けまして、逃げ出したこともあります。
そのような私ですから・・男と女の二重生活には疲れてしまったのです。(つづく)













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