小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )
- 2019/06/30
- 01:09
私の旦那様は弟の親友 ( 48 )
「ヨシ!これでいいわ・・!さあ早く支度をおし・・・!理枝も・・よ!裸で行きたかったら・・・裸でもいいけれど・・」
緑お姉様はママさんを縛った縄がちゃんとバイブを押さえているかどうかを確認すると、自分の着ているチャイナドレスを脱いでいます。
『今のSになった緑お姉様だったらば、全裸のまま連れて行かれるかも知れない・・・わ』と思いながら、私はお部屋の隅で脱いだブラを着ていました。
「理枝!ショーツは履かないの・・・!どうせ・・直ぐに脱ぐんだから・・・」
私がショーツを履こうとしていると、お姉様が言いました。
< ホテルへ・・・ >
お店のあります銀座から赤坂までタクシーを使いました。
後部座席に3人で座りました。乗る順番は私が一番先で、次がお母様、1番最後に緑お姉様です。
私はプレイ道具が入っていると思われる大きなボストンバッグを持って乗り込み、それを膝の上に置きました。裸のお尻にタクシーのビニールシートが冷たく感じられます。
お母様は座る前に、お尻が当たるところにタオルを敷いています。そのタオルの上にソォ~と腰を降ろします。肉体の中に入れてある巨大なバイブが突き上げたのか、座る時に「ウッ・・」と声を上げていました。
『可哀想な・・お母様・・』私は同情しています。
「理枝さん。それを・・ここに・・・置いて・・!」
緑お姉様が乗り込むとルームランプが消えてタクシーが走り出します。直ぐにお母様が足元を指して、聞こえるか聞こえないかの小声でおっしゃいました。
「あらっ・・いいんです・・よ」
『わたしがバッグを膝の上に置いているのを可哀想に思っていらっしゃるのかしら・・?』と思いながら答えると、緑お姉様も「理枝さん。そうしなさいよ・・・」とおっしゃるのです。
運転手さんが居るので普通の会話で「理枝さん」と呼ばれていますが、私には命令です。
タクシーが走り出すと、窓の外のネオンの光で室内が明るくなったり、暗くなったりする
足元を見ますと、お母様の白い膝小僧が大きく開いていました。
「いいの・・よ。ここに・・置きなさい・・よ」
「はい・・」
前の座席と後ろの座席の間、お母様の足元にボストンバッグを置きました。
運転手さんからは見えてはいないと思いますが、お母様の黒いフレアスカートが捲れあがって、
白い下腹部を縛った赤いロープが丸見えでした。
お母様は恥ずかしそうに俯いております。
突然、ウィ~ン・ウィ~ンと微かな音がし始めました。
「あ・・イヤ・・」
お母様が聴き取れるか聴き取れないくらいの小さな叫び声を上げました。
窓の外の流れるネオンを見ていた私が目をやると、緑お姉様の手がお母様の腰のロープに挟んであるバイブのスィッチを入れたようです。お姉様は素知らぬ風を装って、向こう
側の窓の外を眺めていました。(つづく)
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