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小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )


          私の旦那様は弟の親友  ( 49 ) 
   「イヤ・・イヤッ・・」と言うようにお母様の首が大きく左右に振られましたが、
お姉様は止める気はないようです。
 バイブの音は小さくって、車の音と外の騒音にかき消されて運転手さんには聞こえて
いないようです。
 「ママさん。どうしたの・・?飲み過ぎたのかしら・・?。気持ちが悪い・・の・・
?」
 ワザと運転手さんに聞こえるように緑お姉様はおっしゃって、お母様の下肢に手を当
てるとスカ-トを更に捲り上げてしまいました。
 「ううん。大丈夫・・よ。ちょっと飲みすぎちゃった・・かしら・・」
 お母様の平静を装った声が聞こえましたが、その声は震えていました。
 タクシーが信号待ちで停まった時には、バイブは止まったようで音は聞こえません
でしたが、ちょうど外の明かりが入って来まして、お母様の真っ白な下半身と食い込
んだ赤いロープが丸見えでした。思わず私は窓の外に他の人がいないかどうかを見て
しまいました。
又、タクシーが走り出した時に、微かにバイブの音がしています。

  「運転手さん。ここで・・・いいわ」
 緑お姉様の声でタクシーが停まった時には、お母様は今にも泣き出すのではないか・・
と言った表情で、必死に声を出すのを堪えています。
 「はあぁ・・」
 「大丈夫・・・ですか・・?」
 『運転手さんに気付かれたらばお終いだ・・』と気持ちを張っていらしたお母様の吐息が
 聞こえて、私はスカートを下ろして差し上げていたのです。
 バイブは止まっていましたが、お化粧の臭いに混じって女蜜の匂いがしてました。
 緑お姉様がお財布をだしている間に、お母様の足元に置いてあったボストンバッグを
取り去りました。白い脚がユックリと閉じて行きます。
 緑お姉様が降りてお母様が腰を浮かした時に、お母様の裸のお尻の下に敷いてあった
黄色いタオルを持ち上げると、グッショリと濡れているのです。
 女蜜の匂いに気が付いたような運転手さんが変な顔をしていました。

  「シッカリしなさい・・よ!白豚ちゃん。さあ・・少し歩く・・のよ・・!」
 フラフラと腰が定まらないお母様を支えたお姉様が、お母様のお尻をパチンと打っ
て歩き出します。私が大きなボストンバッグを持って後に続きます。
 「はぁ・・歩けない・・わ。お許しを・・・」
 お母様の肉体に入っているバイブがジージーと動き出し、お母様の身体が揺れて
います。
 1ブロック50mも歩いたでしょうか・・ホテルの看板が大きくなります。
 お姉様はカツカツとハイヒールの音を響かせて、そこだけ照明が明るいフロント
へ行きます。その間、お母様と2人で薄暗がりの隅に佇んでおりました。
 バイブの音がまだしており、お母様は辛そうに身体を捩っていますが、バイブ
は止まる気配はありません。
 ストッキングを履いていない白い生足はジットリと濡れているようでした。(つ
づく)

 
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