小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )
- 2019/07/09
- 00:23
私の旦那様は弟の親友 ( 57 )
敬様の真意が判明した以上、ジタバタしても始まりません。
それは・・最初は、『幾らわたしを敬様のものだからと言っても、実の弟に貸し出すなんて酷い・・わ』と思いました。けれども・・『弟に貸し出すほど、わたしを信頼しているのだわ・・』と思ったのです。
捨てる寸前の女だったら、友達に貸し出すと云うこともある・・・でしょうが、どうも違うようです。私が彼を愛している以上に、彼は私を愛して下さっているのです。
私達は相思相愛の仲なんです。
なかなか・・自分の愛している女を親友とは言え、男の人に貸し出すなんてことは出来るものではありません。
もし・・女を貸し与えて、女が「貸した彼の方がいいわ・・・」と言って彼の方に行ってしまうことも考えられるのです。
『そう云う危険を冒してまでも、親友の為は云え貸し与えると言うことは、敬様が私に絶大な信頼を置いているからなのよ・・』と考えたのです。私が絶対に敬様の元から逃げないと言う自信がおありなのです。
「自信過剰だ・・」と言えるかも知れませんが、言い方を替えれば「度量が大きい。彼らしい・・わ」と思いました。
< 童貞の弟を交えての3P >
そう決心すると、私はそっと、まるで処女のようにお布団に横たわりました。
今までは弟に対しては姉の態度でしたが、この身を任せると決心した以上処女のように恥ずかしそうに、そして、お淑やかにです。・・・これは女の特権です。
「優しくしてね・・・」と言うことも忘れてはいません。
弟の貴広はオズオズと私の肩に触れて来ました。彼の手は震えています。
『彼は童貞なのだわ・・・』と再確認し、『優しく教えて、導いて上げなくては・・・』と思ったのです。
SEXに於いては、私は男だったことはありませんでいつも女ですが、初めての男性の敬様
を忘れたことはありません。
男だって、初めての女性は記憶していると思うのです。
思えば、私も男性は敬様1人ですが、お母様と緑お姉様とのレズプレイに加わって、SEXのベテランになっていると思うのです。
この後ろのオマ〇コには敬様のものよりも太くて長い張り型やバイブを先日も入れられているのです。
仰向けに横たわって目を閉じていますと、貴広が上からキッスをして来ました。
『あっ』と思いました。「イヤッ・・」と言おうとしましたが、童貞の彼の為に「イヤッ」
と言う言葉は禁句のようです。薄く開いた唇に彼の唇が被さっています。
昔の、いえ今でもそうかも知れませんが、娼婦は唇だけは絶対に好きな男のもので、他の
男に奪われてはならない・・・と言う話を聞いたことがあります。
貴広に唇を奪われてから、私はそのことを思い出していました。何故か敬様を裏切ってし
まったような罪悪感を覚えております。
でも・・奪われてしまったものは、もう如何しょうもありません。私は気を取り直して
積極的に舌を絡めて吸っています。
元から、私は唇が弱いのです。稚拙な彼の口付けにも、直ぐに燃え上がってしまっていま
した。
流石に貴広は男性です。私が舌を吸い出す頃には、彼はもうベテランのように上手にキス
を覚えており、私の舌を絡めて強く吸っていました。(つづく)
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