小説 舞の楽園 ( 私の旦那様は弟の親友 )
- 2019/08/07
- 00:28
私の旦那様は弟の親友 ( 85 )
< それからのこと >
敬様は大学を卒業いたしまして、国家公務員となったのです。弟の貴広も都の職員に
なりました。
敬様は約束通り、私と結婚式を挙げてくださいました。
南の島の教会で本当に両家の親族と塚田先輩と緑お姉様。それに弟の彼女だけをご招待
して、式を挙げたのです。
「理枝をワイフとして、ず~っとず~っと愛します」
敬様は神父さんも前で神様に誓ってくれました。私はこの身を一生敬様に捧げる積りです。
塚田先輩は緑お姉様がいたくお気に召したようで、私達の結婚式が終わってからも2人
だけでお泊りになって愛を確かめ合ったようなのです。
弟の貴広も彼女との交際は旨く行っているようです。
「今度は別荘に連れていく・・よ・・」
弟はもうしておりました。彼女も相当にマゾ度が上がったようです。
あっ・・塚田先輩のお父様の別荘でのパーティは「年に1回はやろうぜ・・」と言う
ことに決まったようで、3回目のパーティを緑お姉様と塚田先輩は計画しているようで
す。
今度の3回目のパーティは弟の彼女も参加すると言っていますので、どの程度貴広の調
教が進んでいるのか楽しみです。
けれども・・女の人が4人になると1人あぶれてしまうので、誰があぶれるのかとても
心配をしています。
お母様のお店は様変わりしまして、レズビアンバーになっております。
私は敬様と結婚をしまして、お店を辞める積りでしたが、お母様が敬様にお願いされた
のか、敬様が許して下さいましたので、今でもお勤めをしております。
バーテンの高橋さんと先輩ホステスだった好佳お姉様はとっくに辞めてしまいました。
今では黒い制服を着て私がカウンターに立っております。
レズビアンバーは緑お姉様の提案なのですが、そこそこ女性のお客様には愛されてい
るようです・
お店はチーママの緑お姉様が仕切っていらっしやいます。
私は白いシャツに黒いベスト・ズボンを履いてシェカーを振っていますので、男装の
麗人と言ったところです。
お母様は本当のオーナーですが、お店でもお姉様の指示に従っております。
公私ともにお母様と私は緑お姉様の言い成りなのです。しかし・・お母様と2人は
緑お姉様の奴隷として可愛がって頂いて、幸せを感じています。
しかし・・最近は緑お姉様はプレイに積極的ではないのです。それが・・ちょっと
心配なのです。(つづく)
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