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小説 舞の楽園 ( フェイクレデイのあたし )

     フェイクレディのあたし  ( マンションの自治会長 -4 )
     (4)小さいオチ〇チン
 パパはあたしのこの癖を「オヤッ」と思ったそうなんです。{まるで、女の子
のような仕草をしているな}と、思ったのです。
先程のピーンと来た「肉体の欠陥」と言う言葉といい、あたしのコーヒーカップ
を触る仕草といい、あたしのオチ〇チンが小さいんじゃないかと思ったのです。
「どうれ・・・じゃあ、見てあげるよ。和人。そこに立ってズボンを脱いでごら
んよ」
思わず肉体の欠陥をバラしてしまって、真っ赤になってモジモジとコーヒーカッ
プの縁を撫ぜているあたしに、パパは何気ない素振でそう言ったのです。
その時点では、あたしの下半身に興味が無かったことは無いのですが、本当に親
切心で診断したやろうと思ってそう言ったのだと、後でパパに聞きました。
「エッ・・・」
思いがけないことになって、あたしは絶句をしてしまったのです。
「ここには女の人は居ないよ。男同士だろ? そうだ! パパも裸になるよ。そ
うすれば恥ずかしくないだろう・・・?」
あたしだけが裸になるのは恥ずかしい・・と思ったのかパパもそう言って、長袖
の白いシャツを脱ぎ始めました。
あたしはそれを見て焦ってしまいました。
だって、自分よりも先にあたしのために診察してくれる人が、裸になろうとして
いるのですもの・・・幾ら恥ずかしくっても、それでは失礼と言うものです。
覚悟を決めて、薄いグリーンのシャツを取り去りました。
今から思うと、下半身を見て貰うのに上衣から全部脱ぐと言うのは可笑しな話
ですが、その時はそんなことを考える余裕もありませんでした。
それでもあたしは、衣服を脱ぐのが恥ずかしくって、後ろを向いて背中を丸め
てグズグズと脱いでいます。
あたしの背後ではパパが脱ぐ気配がして、あたしがスラックスと白いブリーフ
を下ろす時には、パパはジットこちらの方を見ているようなのです。
「ホウ。和人は色が白いんだね。女の子でもこんなに色が白い子は見たことが
ないよ・・」
あたしの白いお尻が顕になり、パパの感嘆の声があたしの直ぐ後ろで聞こえま
した。
パパの凄く暖かい手が、あたしの裸の背中を擦って来たのです。
あたしはゾクゾクっとしました。
気持ち悪い感じじゃなくって、意外な快感にです。(続く)


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