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小説 舞の楽園 ( フェイクレディのあたし )

        マンションの自治会長 -30
     (17)大浴場
 パパは持っていたタオルをあたしに預けると、片隅に積んである手桶の所へ
行き手桶を2つぶら下げて、1つをあたしに渡してくれています。
その3・4歩戻って来るパパの股間は、両手に手桶をぶら下げているために
丸出しなんです。
大きな太鼓腹の下で猛々しい股間の叢の中に、半分勃起した太い砲身がブラブ
ラと揺れています。パパもあたしをこの大浴場に連れて来て他人の目に触れさ
せたことで、興奮しているのだなあ・・と思いました。
「和子。これを使うといい!」
浴室の反響する中でのパパの声は良く通ります。
手桶を1つ渡されたあたしは、3人の注視している中で女として扱ってくれる
パパの気持ちが嬉しくってちょっと涙ぐんでしまいました。
ナミナミとお湯が張っている浴槽から手桶でお湯を汲んで掛かり湯をしている
パパを見習って、あたしも前を隠していたタオルを外してお湯を汲みました。
あたしは覚悟を決めたのです。
あたしは今はパパのお嫁さんになったのです。パパが女として扱ってくれる以上
あたしはパパに付いて行こうと・・・。まだ男の身体のままですが、3人があた
しの肉体を見たければ見ればいいわ・・と。
決心しても恥ずかしさは残っています。お湯から顔を出している3人の方をチラ
ッと見てしまったのです。
お湯の中の3人はあたしと目が会うと思わず目を逸らしてしまっていますが、あ
たしの身体はすっかり見られてしまったようなのです。
もちろん、あたしが女のような白いふっくらとした肉体をしているけれど、胸は
なっくって股間には小さいながら男の印が付いていることも解ってしまったの
です。
あたしは思わず目を閉じてしまったのですが、あたしの身体の異変に気付いた
3人の男の人の方が衝撃が大きかったようなのです。
ザブザブとパパはお湯の中に入って行きます。あたしは湯船から汲んだお湯を
股間に掛けてからアヌスを洗い、タオルで前を隠してそっと湯船に入りました。
もちろん、恥ずかしそうに(恥ずかしいのだから仕方ありませんけれど・・)
女らしくです。
あたしの開き直りが効を奏したようです。
3人の男性は3人ともお口をポカンと開けてあたしの仕草を見ていましたが、黙
って場所を空けてくれています。もっとも、広い大浴場の湯船ですからあたしと
パパが浸かるところは無限大にあるのですが・・・(続く)
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