小説 舞の楽園 ( フェイクレディのわたし )
- 2019/09/18
- 13:56
フェイクレディのあたし -5
(2)あたしの秘密
「桂さん。あなたの秘密のところを見てしまったのだし、もう隠すことは
出来ないわ。・・・あたしは男なのよ。ううん、今は女しているけれど・・・
元男なのよ。・・・これは、あたしの秘密よ・・」
お薬を塗ったばかりで辛そうな桂さんにガーゼを当ててショーツを履かせて
あげてやっと落ち着いた桂さんに、あたしは自分の秘密を打ち明けていました。
だって、桂さんの可愛い秘密の場所を見てしまったのですもの。
あたしも秘密を打ち明けないと、不公平だと思ったのです。
「え~っ」
桂さんの眸が大きく見開かれて、絶句状態です。
「そうよ。あたしはフェイクレディなの・・この1年の間に手術を繰り返して
・ ・・去勢手術もしたしオッパイだって大きくしたし、顔も咽も弄ってあるの
よ」
パパとあたしの秘密事項をあたしは桂さんにしゃべっていました。だって、桂
さんなら秘密を共有しても、誰にもしゃべることはしないと思ったのです。
このことが、あたしがパパに対して、秘密を持ってしまうことになるなんて、
その時は思いもしませんでした。
「これは・・誰にも秘密よ・・・」
あたしは秘密をしゃべることがこんなに快感だということを、初めて知って
しまってのです。
「あたし。今は整形手術をして女をしているけれど、元の名前は宮野木和人
って言うのよ。和人はこのマンションのこのお部屋に住んでいたのよ」
桂さんは驚きで眸をパチクリして、声も出ないのです。
「本当に・・・?」
あたしの話が信じられないようで、ピンクのノースリーブのキャミソールの
あたしを見て、ポッカリと口を開けているばかりです。
無理もありません。誰だって今の女になったあたしを見たら、そんな話を信じ
られないに決まっています。・・・と、思いました。
それほど、今のあたしは女になっています。
「証拠をお見せしましょうか・・・?」
あたしは整形手術ですっかり女の声に変わってしまった女声で囁くように言っ
て、ニッコリ笑いました。快感なのです。
「・・・・」
彼女は声も無く頷いていました。見方によれば、オバケでも見たような表情で
す。
「ちょっと恥ずかしいけど・・・桂さんが信じられないとおっしるなら・・・
失礼するわね・・・」
あたしも恥ずかしいので、その言葉はちょっとハスっぱにそう言ったのです。
女の人は露出狂が多いと聞いたことがありますが、自分では気が付かない内に
あたしも相当な露出の気が出てきたものだと、その時に気づきました。
女の人は美しいものに憧れて、美しくなると誰でもそういうものでしょう。
萌黄色のスカートを捲り上げて、薄いピンクの可愛らしいパンティをそっと
下ろしました。
さすがに決心をしたと言ってもあたしは恥ずかしさの余り、白さの目立つ全身
がピンクに染まっていました。
だって、パパにしか見せたことの無いあたしの裸を、仲良しになった桂さんと
は言え、第3者に初めてお見せするのですもの・・・(続く)
(2)あたしの秘密
「桂さん。あなたの秘密のところを見てしまったのだし、もう隠すことは
出来ないわ。・・・あたしは男なのよ。ううん、今は女しているけれど・・・
元男なのよ。・・・これは、あたしの秘密よ・・」
お薬を塗ったばかりで辛そうな桂さんにガーゼを当ててショーツを履かせて
あげてやっと落ち着いた桂さんに、あたしは自分の秘密を打ち明けていました。
だって、桂さんの可愛い秘密の場所を見てしまったのですもの。
あたしも秘密を打ち明けないと、不公平だと思ったのです。
「え~っ」
桂さんの眸が大きく見開かれて、絶句状態です。
「そうよ。あたしはフェイクレディなの・・この1年の間に手術を繰り返して
・ ・・去勢手術もしたしオッパイだって大きくしたし、顔も咽も弄ってあるの
よ」
パパとあたしの秘密事項をあたしは桂さんにしゃべっていました。だって、桂
さんなら秘密を共有しても、誰にもしゃべることはしないと思ったのです。
このことが、あたしがパパに対して、秘密を持ってしまうことになるなんて、
その時は思いもしませんでした。
「これは・・誰にも秘密よ・・・」
あたしは秘密をしゃべることがこんなに快感だということを、初めて知って
しまってのです。
「あたし。今は整形手術をして女をしているけれど、元の名前は宮野木和人
って言うのよ。和人はこのマンションのこのお部屋に住んでいたのよ」
桂さんは驚きで眸をパチクリして、声も出ないのです。
「本当に・・・?」
あたしの話が信じられないようで、ピンクのノースリーブのキャミソールの
あたしを見て、ポッカリと口を開けているばかりです。
無理もありません。誰だって今の女になったあたしを見たら、そんな話を信じ
られないに決まっています。・・・と、思いました。
それほど、今のあたしは女になっています。
「証拠をお見せしましょうか・・・?」
あたしは整形手術ですっかり女の声に変わってしまった女声で囁くように言っ
て、ニッコリ笑いました。快感なのです。
「・・・・」
彼女は声も無く頷いていました。見方によれば、オバケでも見たような表情で
す。
「ちょっと恥ずかしいけど・・・桂さんが信じられないとおっしるなら・・・
失礼するわね・・・」
あたしも恥ずかしいので、その言葉はちょっとハスっぱにそう言ったのです。
女の人は露出狂が多いと聞いたことがありますが、自分では気が付かない内に
あたしも相当な露出の気が出てきたものだと、その時に気づきました。
女の人は美しいものに憧れて、美しくなると誰でもそういうものでしょう。
萌黄色のスカートを捲り上げて、薄いピンクの可愛らしいパンティをそっと
下ろしました。
さすがに決心をしたと言ってもあたしは恥ずかしさの余り、白さの目立つ全身
がピンクに染まっていました。
だって、パパにしか見せたことの無いあたしの裸を、仲良しになった桂さんと
は言え、第3者に初めてお見せするのですもの・・・(続く)
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