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小説 舞の楽園  ( フェイクレディのあたし )

      フェイクレディのあたし -7
 「和子。お薬を塗るとき、わたしのオマ〇コを見たでしょう?」
桂さんは恥ずかしい言葉を口にしています。桂さんみたいな美人が言う言葉
ではありません。言った本人よりも、言われたあたしの方がドキドキして紅
くなりました。
「・・・・・」
あたしは黙ったまま頷いています。
真っ赤になったあたしを見て、桂さんは「可愛い・・」と本当に思ったそう
です。そして、「もっと、苛めたい・・」と考えたそうです。
本当に、人のSとかMとか云うのはコインの裏と面のようなもので、ちょっ
とのことで逆転するものなのですね。もちろん、桂さんはSの素質が勝って
いたのでしょうが・・
「・・・で、どうだった?興奮した?」
後で聞いた話ですが、桂さんは女の子だけの高校から女子大に進んだそうで
す。それで、女子高時代からレズに対しては抵抗無く受けいれていたそうな
のです。
しかも女子大を卒業するまで、高校の同級生の彼女がいたんだといいます。
その彼女は頭が良くて可愛くて、あたしみたいに色が白かったらしいので
す。その娘もちょっとMで、桂さんに命令されると喜んで、何でも言うと
おりになっていたらしいのです。
無論、下の体毛も剃らせていたそうなのです。
桂さんはあたしの恥毛がないことに彼女をダブらせて、ピーンと来たんだ
と言っていました。
「・・・・」
あたしはブルブルと頭を振りました。
先程の卑猥な光景が頭の中を駆け巡っていますが、そんなことを言ったらば、
桂さんにどんな酷いことをされるか分からないと甘い恐怖に怯えています。
桂さんはニヤリと笑ったのです。
「そんなことは如何でもいいのよ。でも、見ないでってお願いしているわたし
の秘密の場所を見てしまったんだから、罰は受けて貰うわよ」
エッと俯いていたあたしは頭をあげて桂さんを見ました。桂さんは椅子に腰
を降ろして組んでいた脚を組み替えました。小麦色の健康的な太股の奥にさっ
き履いたばかりの黄色の薄いパンティが顔を覗かせています。
ことさらゆっくりと組み替えられた脚の隙間からパンティが見えているのです。
そのパンティがあまりに薄くて、透けて桂さんの生えている恥毛がはっきりと
見えているのに桂さんは気付いています。
恥毛が透けて見えるパンティって、とっても卑猥なのです。それも、黄色の
地に黒い恥毛なんです。
そんなことはないのですが、あたしの男性自身がピクリと動いたような気が
しました。
元男だったからでしょうか?(続く)
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