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小説 舞の楽園  ( フェイクレディのあたし )

      フェイクレディのあたし -15
 「よし、いい子だ・・・純子もそうだったわ」
声と共にスイッチが入りました。いきなり強にです。
「あっ、ああわわっ・・・」
あたしは口から驚きと快感と恥ずかしさとがミックスされたような声が迸りま
した。
「イクゥ・・・いくわっ・・イッちゃう・・」
あたしはバイブなんかで、それも女の桂様の見ている前では、登り詰めたくは
なかったのですが、もう肉体の方が言うことを聞いては呉れないようになって
いました。
「まだ、イクのは早い!!」
桂様の声と同時にスイッチは切られてしまったのです。
それから、その動作を3~4回ほど繰り返されたのです。あたしは半狂乱です。
イキたくて、イキたくて仕方がないのです。
「もう、もうイカせてくださいませェェ・・・」
桂様に息も絶え絶えにお願いしています。
「イカせて上げてもいいんだ。けれども、わたしの奴隷となって何でもすると
誓える?誓ったらイカせて上げるわ・・・」
桂様は意地悪っぽく美しく整った顔に冷笑を浮かべていいました。
あたしはもう頭の中が真っ白になっていて、事の良し悪しが分からなくなって
いるのです。
「誓いますぅ! 誓いますから・・・イカせて・・下さいませ」
半狂乱のあたしはそう叫んでおりました。
桂様は念の為にとスイッチを切りましたが、何時でも入れられるように手に持
っております。
「あたし宮野木和人は、現在は森和子は桂様の女奴隷になりました。桂様のご
命令には絶対に服従をお誓い申し上げます」
あたしは焦ったように口にしておりますが、桂様は続きを促しているのです。
「桂様のご命令に嫌な顔や、もし万一逆らったときには、どの様な罰でもお受
けいたします」
とうとう、誓わされてしまいました。
「よし、和子。いいわ。決して今の言葉を忘れるんじゃないわよ!それじゃ
イカして上げるね」
目をキラキラさせて、桂様はバイブレーターのスイッチを入れたのです。
ブーンと再び音がして、バイブはあたしの肉体の中で動き始め、あたしは焦ら
された分だけ感じ方が大きくて早いのです。
「ああああ・・イクわっ・・・いっちゃうわ。イクゥウ・・ああっ、あわわわ
っ・・・」
全裸でお尻からバイブを覗かせているあたしは桂様の見ている前で、あさまし
く乱れて、大声で叫び、身体を反り返してイッてしまったのです。
「凄いのね。前の奴隷の純子でさえ、もう少し慎みというものがあったわ。だ
けど、和子がどんなに淫乱かと云うことが分かったわ」
桂様は呆れたように言っております。
あたしは純子さんと比較されて淫乱と言われたことが恥ずかしくて、恥ずかし
くて、泣いてしまいました。(続く)
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