カミングアウト

　　　
　　　　　　　　　カミングアウト　（そうすれば家族）　＜　４　＞
　　　　　　　（　アナルオナニー　）
　　　そう言えば・・２０日ほど前でした。３月に入って暖かい日でした。
　息子が学校に行っていると思って夫婦の寝室で、私は全裸になって器具を使ってオナニ
　－をしていたのです。
　妻が入院してから３回目のアナルオナニーです。
　どうやら・・それを息子に見られたようなのです。
　若い頃は、私の白く小さくて細い男性自身を搔くことも偶にはしておりましたが、妻を
　娶ってからは皆無と言っても良いくらいにしていなかったのです。オナニーをです・・。
　妻が病院に入院してからです。何故か思ってオナニーを再開したのです。
　最初は妻が手術をした明くる日でした。
　病院から帰って来た夜、寝室のベッドに入ってからです。他の男性よりも小さい自分自
身の包茎を搔くことによって満足していた私が女の人の感覚を味わいたくなったのです。
その時は何時ものようにパジャマを着ていたのですが、上衣は残して下のズボンだけを
脱いでいました。
普通の人がするように、ベッドへ仰向けに寝て両肢を伸ばして小さな包茎を搔いていま
したが、それだけでは物足りなくなってました。

　妻とSEXをする時は、ベッドに仰向けに寝た妻の両脚を上げさせて、その両脚を私
が肩に掛けて、妻の緩んだ女陰に挿入するのを常としていました。
腰の下には枕を宛がっております。
他の態勢でも試したこともありますが、私の男性自身が短くって小さくって短小の為か
直ぐに抜けてしまうのです。
この態勢が１番合っている・・と思っていたのです。
その時も・・女の人になった気分を味わうためにベッドへ仰向けに寝て、両脚を上げて
左右に開きました。
勿論、枕も腰の下に敷き込んでいまして、男の人が上から圧し掛かられるように、上げ
た両脚もシーツに平行になるようにしていました。
枕を腰の下に敷き込んでいるために、脚は床に対して１８０度どころか２００度くらい
にはなっていたかも知れません。腰はあられもなく浮き上がっておりました。

　「アアァ。恥ずかしい・・ワ。あなた、早く挿入して・・」
妻になった私は真上を向いたアヌスを意識し、白いお尻を揺らしてそう口走っておりま
す。
その時私はその態勢のままで自分自身に手を掛けて揺すり、発射をしたのです。お腹の
上には薄い白いものが掛かりました。
態勢は女の人になっておりますが、発射の瞬間は男に戻っておりました。


　　翌日のことです。
お店を閉じて、何時ものように入浴を済ませて、息子と２人で夕食を摂り寝室へ行きま
す。昨日の夜の女の人になった感覚が忘れられずにベッドに入りました。
今日は丸裸になって、昨晩のように両足を上げました。
そこで、フト想い出したのです。
妻が元気な頃に、確か２度ほどだったと思いますが、妻に使った張り型がタンスの引き
出しの奥の方に仕舞ってあったことを思い出したのです。
それを・・男根代わりに挿入してみようと思ったのです。（つづく）