小説 舞の楽園 ( カミングアウト )
- 2019/10/09
- 18:25
カミングアウト (そうすれば家族) < 6 >
暫くは動けません。すると、痛みは急速に収まって来たのです。
腰枕の上に乗っている逆つの字の姿勢で両足を開いて、痛みがスッカリと小さくなって
しまったオチ〇チンの上から張り型をお尻に押して、出し入れを始めました。
4回・5回と出し入れを繰り返していると、激痛から幅ったい痛みに変っていた肛門は
気持ちが良くなって来ました。
『男性に犯されているのだ・・』と云う気持ちがそうさせているのでしょうが、益々女
の気持ちです。
「いいわ・・あなた!もっと激しくってもいいわよ・・」
犯されている女になっている私は眸を瞑って呟きました。
きっと、恍惚の表情になっていたことと思います。何時の間にかペニスが小さいながら
も起ち上っていました。
右手で張り型を掴んで出し入れをしまして、左手でペニスを搔いておりました。
急速に精液が私の細い砲身に登って来るのが掌に感じて、「アッ・・」と言う間も無
くピュッ・ピュッと迸ってしまいました。
興奮がそうさせたのでしょうか・・枕元に置いてあったティッシュを当てる間もあり
ませんでした。
仰向けになっている私の顎と首筋に薄い精液が掛かってしまいました。
( 次の日も )
次の日も同様なことを行ってしまいました。
違うのは事前に腸の中を綺麗にしたことです。昨晩、アナルオナニーをした後、孔から
抜け落ちた張り型の先端には、少しばかりですが残照が付いていたのです。
「これじゃぁ・・ダメだわ。お腹の中を綺麗にしなくっちゃぁ・・」と張り型を洗って
いる時の独り言です。
女になっていた私はまだ女の気持ちが抜け切れていないのです。
翌日の昼、お弁当の配達に出かけた時に、隣町の薬局屋さんに寄りましてイチジク
浣腸器を5箱も買って来たのです。
そのお店は1度も入ったことが無いお店ですが、お浣腸を購入する時には恥ずかしかっ
たことを覚えています。なにしろ・・目的が目的ですから・・
何時もなら伝票を整理してパソコンに打ち込んで7時頃になってしまうのですが、事務
処理を早めに切り上げてお店を閉じました。
イチジク浣腸器を購入してからお店に帰って来ても、今夜のアナルオナニーのことばか
り考えて落ち着きません。
お店の総菜の売れ残りとご飯とお味噌汁を用意して、息子の和樹の帰りを待っています。
和樹は高校生になってからハンドボール部に入部しました。
私は運動は音痴なのですが、実の父親の血を引いたのか運動神経は良い方で、2年生
になった途端にレギュラーの座を射止めたようです。
練習も厳しくなったようで、帰って来るのは8時半ごろでした。
彼を待っている間にお風呂に入ります。(つづく)
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