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小説 舞の楽園  ( カミングアウト )

   
         カミングアウト (そうすれば家族) < 8 >
  私の皮冠りの小振りな男性自身は先程の激痛で小さく縮かんで人差し指程の大きさに
 なっていましたが、後ろの快感のためにか起ち上って来ました。
 表皮も剥けて紅いルビーが露わになっています。
 「アウッ・・イクヮ・・逝っちゃぅ逝っちゃぅ逝っちゃぅ・・わ」
 張り型の根元を掴んで、激しく出し入れを繰り返しますと、触れてもいない紅のルビー
 の先端から白濁が右手の指の間を通って、私の顔の上に降り掛かりました。
 突然にです・・

  薄い白濁は鼻から口に掛けて振り掛かりました。口にも入りました。
 今日この頃は毎晩のように愛されましてオマ〇コで和樹様の精液を頂くか、またはお口
 でお受けするかしております。
 飲まされます和樹様の濃い精液とは行かないまでも、薄い精液でも精液には変わりはあ
 りません。鼻から顎にかけて飛び散った自分の精液を舌で味わうと、拙いヨーグルトの
 味がしました。
 それまで女の人になっていた私は精液の生臭い臭いと味に男に戻ったのです。
 ティッシュに自分の精液を吐き出して起き上がったのです。
 肛門に入れた張り型は何時の間にか抜け落ちておりました。今日は汚物は付いてはいま
 せんでした。

  パジャマを羽織り、洗面所に行き精液の付いた顔と張り型を洗います。
 男に戻った私はアナルオナニーをしてしまったことを、幾分ですが後悔しています。
 恥ずかしい気持ちです。


     ( 女言葉を聞かれたような・・ )
  そして・・問題の水曜日のことです。
 その日は1階の惣菜店もお休みですので、息子を学校に送り出してから、1週間分の
 洗濯と掃除をいたしました。
 清掃も終わり洗濯物を干して、コーヒーを飲んでいると5日前にしましたオナニーを
 することにしたのです。何時か・・アヌスが疼いていました。
 『今日は・・息子は学校に行っているし、大きな声ですすり泣いても誰にも聞かれる
 ことはないわ・・』と思ったのです。当然のように女になっていました。
 陽が差し込むリビング兼食堂で上衣とズボンを脱ぎました。エアコンが効いていまし
 て寒くはありません。
 妻が購入して来た男物の白いブリーフも脱いで全裸になりました。

  丸裸になった私の身体は白く丸いのです。
 中年になって来まして、体重が増えた分だけお肉が付いて来ましたが、どこもかしこ
 も白く丸いのです。
 妻も普通の女の人のように白く可愛いのですが、私は妻よりも肌目が細かくって白い
 のです。
 その代り、ちょっと虫に刺されでもすると赤く腫れあがり、治るのも普通に人よりも
 時間が掛かります。
 体毛もほどんと生えてはいません。陰毛も薄くって漆黒ではなく、幾分茶色がかった
 毛が疎らに生えているに過ぎません。
 腋の下にもチョボ・チョボとした毛があるだけなのです。胸毛なんてものは望むべき
 もないのです。
・ ・・ですから、家にいる時は(特に息子が在宅の折は・・)何時でも長袖のパジャ
マを着ています。お風呂に入る時は全裸になりますが・・当然ですよね・・
それが・・無人だ・・と言うことで気が緩んだのでしょう、着ていた室内着を食卓の
椅子の背に掛けて全裸になっていました。(つづく)
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Author:舞
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