小説 舞の楽園 ( 記念日 )
- 2017/09/11
- 09:48
記念日 《 26 》
「行って来ま~す・・」
夫が家を出る声を、私は車の中でエンジンを掛ながら聞いています。
「あなた・・今日は何時ごろにお帰りになるのかしら・・・?」
助手席に彼が乗り込んで、アクセルを1度噴かすして発進すると、私は彼の妻になります。
「うん・・今日はサッカーの練習日だから遅くなる・・!5時半ごろ・・かな・・」
彼は急に大人びた口調で答えます。
私は、までの家での彼の変声期の男の子の親に甘えた口調を聞いていますので、
いつも可笑しくなってしまいます。
住宅街を出て道路を走り始めると、助手席に座った夫は私のズボンのファスナーに手
を掛けて下ろすのです。無毛になったオチンチン(いえその時はもう、私のオチンチン
は正子のクリと呼ばれていました。)を表に出すのです。
この儀式は「遅くなる」と言った日は必ずなのです。
『他の人に見られるのではないかしら・・』と私は思いますが、夫のすることです。
夫のすることは無条件に従いましょう・・と決心していますので、嫌がる素振りは
勿論見せません。むしろ、夫の行為は嬉しいのです。
もし、他人に見られたらば、変態だと思われるでしょうが、その時はその時だ・・
と諦観しております。
「どれ・・正子のオマンコは如何なっているのかな・・」
夫はクリを露わにしただけでは飽き足らずに、私のアヌスいえ、オマンコの方へ右手
を伸ばしてくるのです。
運転中の私は両手でハンドルを持っていますから、それを拒むことが出来ません。又
夫から与えられる刺激に対して拒もうとする意志もありません。
それどころか、チョット腰を浮かして前方にずらしている始末です。
私の肛門は毎朝、2階にあるトイレででイチジク浣腸をします。て、ウォシュレット
で良く洗ってあり、 オイルも塗ってあります。
このイチジク浣腸もオイルも、8月の初めに、私が郊外のドラッグストアーで恥ず
かしいのを我慢をして購入したものです。
4ダースも買い求めましたので、店員さんが変な顔をしていたことで、私は恥ずかしい
思いをしたことを思い出しました。
8月一杯、土曜・日曜を除いて毎日2~3回は貫かれていた私のオマンコは、彼の指
をスンナリと受け入れています。
夫が与えてくれる快感に、私はハンドルにシガミついて操作を誤らないようにする
のが精一杯です。(つづく)
記念日 《 27 》
学校への往路を記したのですから、帰りのことも書かせて下さい。
夫は学業では一応の成績を保っているようです。しかし、サッカーの部活の方はそれほど
熱心では無いようです。
元々進学校でして、毎年多くの生徒さん達が大学にストレートで入れるのですが、クラブ
活動の方はどの競技の大会にでましても1回戦で敗れてしまうような学校ですから、それ
ほど熱を入れて指導していると云うことは無いのです。
夫が所属しているサッカー部も校庭が狭いために、野球部と共有して使っているらしくて,
周に2日の練習だ・・と言っていました。
そんな訳で、彼は週の3~4日は早く帰れるようです。
「正子。今日はスカートを履いて来い・・・よ」
朝何時ものように校門の手前で夫を降ろした時に、助手席から下ろした夫の命令です。
高校1年生の夫は若いのです。何時でも、幾ら私の肉体の中に放出しても精力は有り余っ
ているようです。
私も高校生の時は、幾らでも自分のオチンチンを掻いても掻いても、まだ足りないと云う
感じでしたから分かるのです。
私の小さな包茎でさえそうでしたから、彼の巨きなものでしたらば当然だと思うのです。
夫は9月になって学校が始まってから、私の中には放出していませんから、『欲求不満
気味になっているのでしょう・・』と直感したのです。
『帰りの車の中で、私の肉体の中に放出をしたいのでしょう・・』と思ったのです。
毎朝のお送りの際に、オマンコに手を入れて嬲られている私は、夫の雄大な男根が欲し
くって欲しくって耐まらない気持ちになっていたのです。
本当のところ・・亡き妻に使用した張り型を使ってオマンコを慰めようかと考えたこと
も幾度もありますが、『若い夫が自制しているのに・・・』と考えると、そんなことを
考える自分が嫌になっておりました。
そして「スカートでお出で・・」と言われた時に、『夫の欲求不満を解決して差し上げ
なければ・・・』と考えたのです。
夫から命令を受けた日にウキウキして家に帰りますと、何時もの通り家事を済ませて
(無論、夫のおっしゃらる通り家の中でも男姿です。これがマンションならば女の姿でも
夫は許してくれると思うのですが、一軒家ではご近所の目もあるのです)2時間ほど早
く家を出ました。
その時も、家を出る時から完全に女装を決めて夫の下に行きたかったのですが、そうは
行きません。それに・・他人に女の姿を見られるのはまだ怖かったのです。
夫が夏休みの間にお化粧を練習しまして、大分見られるようになりましたが、まだ人前
に出ることは躊躇われるのです。
それに・・眉もだいぶ細くなってはいますが、頭に被るウィッグがありません。
私は考えました。
「今日、スカートを履いて来い・・」と命令されたことは、「男の姿では無く、女性の
姿になって迎えに来い・・」と言うことだろう・・と考えたのです。
そこで、家を早めに出まして、市の中心部にありますデパートへ行きましてウィッグを
購入したのです。(つづく)
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