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小説 舞の楽園  ( カミングアウト )

   
         カミングアウト (そうすれば家族) < 25 >
   狭い浴室の中で、洗い椅子に腰を降ろした和樹様のお背中を素手でお流ししました。
 大切な人の背中です。タオルなんか使う気にもなりませんでした。
 陽に焼けた広い背中を洗い流していると愛しさが込み上げて来まして、思わずボデイソ
ープの付いた背中に頬刷りをしています。
「立って下さらない・・?」
亡くなった妻とは一緒にお風呂に入った記憶はありませんが、もし一緒に入ったならば
妻が口にしたと思われる言葉が自然に出ています。
立って頂いた和樹様の太く逞しい脚の裏側を洗い、今度は前面です。
両腕を広げた和樹様の肩から若草の生えている両腕を洗っていますと、どうしても私よ
りも背の高いお身体が密着します。和樹様の起ち上った男根が私の腹部に当たります。
この日、2度もこの肉体に放出を果したと云うのに、若い夫の精力の強さに、頼もしさ
と同時に幾らかの恐怖を感じていました。

 「ヘッヘッへ・・もうこんなになっちゃた。頼子があんまり魅力的だから・・」
テレ笑いをしますと、広げていた両手で全裸の私を抱き抱えています。胸を洗っていた
私の両腕の上からです。
ギューッと抱き寄せられて上を向いた私の唇に夫の唇が被さって来ます。
私の腹部に鋭く起った男根がめり込んでいました。

 筋肉質な脚は素手で洗いまして、残るところは若草の萌える局部だけとなりました。
最後になったそこは、私に取って尊いものだ・・と意識が働いたものかも知れません。
跪いている私の顔のすぐ前にあります若さが臭い立つ叢を掌で梳ります。ソープを新
たにして、上を向いている砲身に左右の掌を合わせて被せました。
ピクンと砲身は跳ね上がり、思わず上目使いに和樹様のお顔を伺いました。笑ってい
ますが眸は真剣です。
私の男根の2倍はある長大な砲身の前方にある括れた部分を素手で掴み、美しいピン
クの亀頭をお口に含みました。
だって・・膝立になっている私のお口はそれのすぐ前にあるのですもの・・
「オ~ッ。ソープが着いたままだろう・・?」
頭上から嬉しそうな声が聞こえましたが、私のお口は大きな亀頭で一杯になっていま
して返事は出来ません。

      ( 恥かしい剃毛 )
  「頼子よ。俺は女には体毛など要らないと思っているんだ・・」
攻守ところを変えて私の白い躯を素手で洗って、お湯を掛けて下さった和樹様は今ま
で考えて来たことを口にしております。
アヌス(いえ、もう完全にオマ〇コですよね)まで指を入れて、私が喘ぐのを楽しみ
ながら残照を洗い出してくれています。
「エッ・・?」
『和樹様はもう上がられるのだわ・・』と独りよがりに思っていた私はその真意が
 分からずに当惑しています。
「体毛を全て剃り落すんだ・・!頼子の白い肌には体毛は似合わない・・」
 「俺のオンナになった証だ!今日、素ってやろう・・」(つづく)







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Author:舞
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