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小説 舞の楽園  ( カミングアウト )

   
         カミングアウト (そうすれば家族) < 27 >
   恥ずかしさの余り上を向いて目を瞑った私の白い脚に両腕を掛けて、180度に固定
 されてしまいました。
 私が恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、いえ、マゾッ気たっぷりなマゾ女になればなるほ
 ど、和樹様は甚振り喜ぶサドの漢になって行くみていです。

  「オサネを切り取られたくなかったら・・動くんじゃない!」
 陰部を突き出させて固定した夫は笑いを含んだような楽し気な声で脅しますと、ボデイソ
 -プを赤茶けた私の陰毛に振りかけます。
 「アァァ・・冷たいぃぃ」
 ボディソープは決して冷たい訳ではありませんが、薄い陰毛の上に乗せられたソープに私
 は呟いています。
 和樹様は笑ったようです。
 思わず目を開いた私が見たものは薄い陰毛に盛られた真っ白な泡の中に小さいピンク色を
 した皮冠りの包茎でした。
 「動くなよ!クリを切り落とされたくなかったら、動くんじゃないぞ・・」
 すっかりSになった夫の手にしたT字剃刀が泡の上端に当たり、脅かしています。
 脅かされた私はピクリと裸身を震わしましたが、後は身体が硬直しまして動くことも出来
 ません。また、上を向いて眸を瞑りました。

  ゾリッと音が聞こえたような気がしました。
 あられもなく肢を開いた股間に3度・4度と剃刀が滑ります。そして、今度は2度ほど
 逆剃りをされました。
 次にオチ〇チンを掴んで、横に向けて側面に剃刀が当たります。そして・・疎らに生えた
玉袋の裏側も剃刀が走ります。
「オヤッ・・クリが起って来たぞ・・!気持ちがいいのか・・?」
殊更に私を揶揄する声が聞こえました。
「ああ・・そんなことを・・言わないで下さいませ。気持ちが・・良くなんかありません
わ。ただ・・」
「ただ・・なんだ?」
「ただ・・恥ずかしいだけなんですぅ・・」
恥毛を剃られていて、オチ〇チンが起って来たことを指摘されて、白い全身がますます赤
く染まりました。
Sになった夫は笑っています。

  「ヨォシ・・綺麗になった!次は・・裏側だ。ここに四つん這いになれ・・!」
 逆剃りをしてお湯を汲み出して剃った跡に掛けまして「後ろ」とは言わずに「裏側」と
 言っております。
 Sになった夫はもう完全に命令口調です。
 「はい・・」
 和樹様がSになればなるほど、私はますますMになるようです。
 トイレと一緒になっているユニットバスは狭いのです。マットの上に四つん這いの姿勢
 を取る私は縮めていた足を開かせられて、お尻の穴の周囲に生えていた産毛まで剃られ
 てしまったのです。
 「今日は俺が剃ってやったが、明日からは自分で剃って置くんだ・・!1本でも残って
 いたら・・そうだな・・毛抜きを使って抜くから・・な」
 専制君主になった夫は明日からの剃毛を命じていました。
 その日を境にして、私の白い躯からは体毛と言うものは永久に消えました。(つづく)











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