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小説 舞の楽園  ( カミングアウト )

   
         カミングアウト (そうすれば家族) < 30 >
   「頼子。お前のオマ〇コは・・汁が出るようになったのかい・・?」
 抱き付いている私の手を解いて、抜き出した砲身の跡をシゲシゲと見詰めて、和樹様は
 先程言いかけていたことを再燃します。
 「はい・・わたくしも・・そう感じていましたわ。・・でも、恥ずかしくって・・」
 本当のことを申しますと、性交をしておりますと少々ですが濡れて来るような感じが、
 何時の頃かは知りませんがしていたのです。
 でも・・女陰ならばいざ知らず、アヌスが濡れて来るなんて・・考えられないことです。
 毎日・毎晩。多い時は3~4回も夫のものを受け入れていると、本物の女性のように濡
 れてくるものなのでしょうか?
 それを指摘されると
、非常に恥ずかしく穴があったらはいりたい・・と云う気持ちなのですが、本物の女性に
近づいているのだ・・と云う思いがして嬉しかったのも事実です。

     ( カミングアウト )
   私はお店のパートさん達と世間の人達にカミングアウトをすることを、決心しまし
 た。
 もう昼間は男姿でお店に出まして、2階に上がると女になると云う生活に疲れてしまっ
 て、それに耐えられなくなったのです。
 和樹様が取り寄せて下さった女性ホルモンの影響でしょうか、私の肉体もだんだんと女
 性かして参りました。
 毎日、夫である和樹様に可愛がられています胸乳も明らかに大きくなって、柔らかく
 盛り上がって来ましたし、白いお尻も女体のように丸くなって来ました。
 1日、2回は挿入されています、彼が言うところの「頼子のオマ〇コ」も濃い茶褐色に
 なりまして、縦に大きく裂けて、亡き妻の女陰そっくりになっています。

  「頼子のこの肉体はますます女に近づいて来たな・・」
 夕べも激しいSEXの後、放出してもなおカチンカチンの夫の砲身を咥えてお掃除の口
 付けをしていると彼は申します。
 「はい・・毎晩可愛がって頂いているあなたのお陰ですわ。これからも可愛がって致き
 とうございます」
 2廻り近くも年齢が異なる若い夫の砲身を口から外して、女の媚を含んだ目指しで言い
 ました。勿論、上品な女言葉でです。
 「女らしくなって来た・・」と言われたことが、私に取っては最高の誉め言葉なのです。
 「もう1度・・だ!」
 私のその言葉や目指しに触発されたのか、肉体が透けて見える真っ赤なベビードール
 だけを着けた私をベッドの上へ乗せると、私の両肢を開いています。


  お店での服装も、以前は男物のシャツに男物のズボンを履いて、上にはお店の制服
 の黒いエプロンを着ておりました。
 近頃は色はシンプルな白ですが女物のブラウスと女物の細いジーンズに変っておりま
 す。無論、下着は女性の下着です。
 お店にいるパートのオバサン達も気付いていると思いますが、中性的な姿から女性の
 姿になって行く私を不思議そうな目で見ていたと思います。(つづく)








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