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小説 舞の楽園  ( 盗み聞き )

        盗み聞き  -2
 その直ぐ後で火照った頭と汗を掻いた身体を流すために入った浴室では、隣
で繰り広げているであろう横尾夫妻セックスの営みを想像してオナニーをして
しまった。
普通若い男性ならば、隣の奥さんの亜紀さんを旦那の雅史さんに成り代わって
犯すことを想像してオナニーをするのだろうが遥のオナニーは違っていた。
亜紀さんに成り代わって旦那の雅史さんに犯されることを考えて、雅史さんの
太い男根が遥に入ってくることを想像して、アナルに指を突っ込んでのアナル
オナニーをしてしまっていた。

 (2)ガラス扉の穴
 遥は162cm×48kg、独身。男としては骨細で小柄だった。なにより
も、母親似で色が抜けるように白かった。
この身体で小学生から中学にかけては普段着等を着ていると女の子に間違われ
ることが多々あった。
中学から高校にかけては、遥は愛らしいこの顔が嫌いであった。
優しい顔立ちで愛くるしい顔であったが男らしくない顔は母親似であり、こん
な顔に生んでくれた母親を恨めしく思ったこともある。
でも、高校生の時は成績もよく生徒会の副会長も勤めたこともあって、他の生
徒達からは慕われていて虐めを受けたこともなかった。
そんな遥にも悩みはあった。
自分の男性器が他の生徒のものと比べて小さいことであった。
自分の身体が普通の男子生徒のようでないことは、中学の修学旅行で皆と一緒
に浴場へ入ったときに感じたものである。
中学も3年生になれば、早熟な生徒はもう男性の身体をしている。その男性自
身も陰毛が生えて、相当に大きくなっている者も居る。
その中で遥の男性自身は皮を冠っており白くって、幼児のままであったので
ある。
彼は慌てて周囲の目から隠してのだがショックを受けた。それ以来、決して
人前では裸にならないことを決意したのだ。
女のような体付きの遥は東京の大学に入ってからは、通学時に電車の中で男の
人にお尻を触られることが多くなった。
最初の内は気が付かない振りをしていたが、アヌスに位置まで確認されること
が多くなって、通学が嫌になったこともあったのである。しかしそれがハンサ
ムな男性であったりすると、お尻に触れられるのが嫌ではなくなって許してし
まうことも度々だった。
修士課程を経て新任校へ赴任をしたが、その学校では筋肉隆々の体育教師に迫
られてしまうことになった。
体育教師は『俺のものになってくれ』と言って来たが遥は教師と云う立場から
拒否をしたのである。その後、その体育教師とはお互いに避けるようになり、
遥は転勤願いを出して現在の高校へ赴任してきたのである。

 右隣の横尾夫妻は仲が良い。
遥が注意していると、子供がいないせいもあろうが3日に1回の割合で性交を
行なっているようである。(続く)
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