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小説 舞の楽園  ( 盗み聞き -4 )

        盗み聞き  -4
 素裸の亜紀は表を見ようともせずに左手で髪の毛をかき上げると身を伏せて
いる。薄明るい室内からは暗い外は見えないようである。
ピチャッ、ピチャと凄く淫らな音が聞こえて来た。
「ああ・・あっ、あなた。そこ・・・そう。いいわ。お尻の穴、とってもいい
わ・・・」
淫らな音と共に亜紀の興奮したような切羽詰まった声が切れ切れに聞こえて来
る。遥はお尻がムズムズして来た。
<お尻を・・・お尻の穴を舐められているんだ!わたしもお尻を舐められたい。
どんな感じなんだろう・・・>
いつしかズボンの上からお尻の穴を探り当てていた。
もどかしい。ズボンの上からアヌスを撫でているともう我慢が出来なかった。

 「あ~んっ。いい・・・あっ、入れて・・・もう・・・入れて・・」
亜紀の声がちょっと大きくなって、艶っほく挿入をせがんでいる。
「それじゃあ・・・オイルを・・・」
雅史の喜びに溢れた声がしてベッドから降りてオイルを取りに行ったようで、
一瞬だったが雅史の素っ裸の影がガラス戸に映った。その雅史の男性自身の
黒い影は隆々と勃起していた。
今まで愛の行為をする2人の影が見えないところをみると、ベッドより電灯が
こちら側にあるらしい。
小柄ではあったが痩せて見える雅史の裸身の影は、その大きな男性自身をクッ
キリと見せていた。それは影の、いや光の影響かもしれないが、異様に太く
そして長かったのである。
その影は遥が通販で購入して今使っているバイブレーターの倍はあろうかと
思われた。
「大きい・・・・!あんなのが・・・お尻の穴に入るのかしら?」
遥は息を飲んだ。そして、呟いた。
その呟きは女の呟きであった。きっと、遥自身もあんな大きなもので貫かれ
たら・・・と、思っていたからであろう。
遥はあんなに太い大きな男根で貫かれる亜紀を羨ましくてならなかった。
そして、<見てみたい・・亜紀さんのお尻に入っている雅史さんの男性自身
を見てみたいわ>と、思ったのである。
しかし現実には、夫婦のSEXを覗き見しているところを見つけられたらと
云う恐怖が、遥を動けなくしていた。
「ああ・・もっと上だわ、そうよ。あああっ・・入っているのね・・」
「そんなに・・・締め付けるなよ・・力を抜いて!」
亜紀と雅史の声が切れ切れに聞こえて、遥は身体が熱くなって来たようだ。
アナルセックスを行なっているであろう横尾夫妻は今から最高潮を迎えよう
としているようだ。薄いズボンの上から左手を後ろに廻している遥のアヌス
は、如何にも我慢が出来なくなって来ていた。
嬲って、弄くって、今から亜紀のように男根を突っ込んで欲しいと泣いて
いるようだ。(続く)


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