小説 舞の楽園 ( 盗み聞き -6 )
- 2019/11/30
- 14:14
盗み聞き -6
10時になった。遥は黒っぽい短パンにこれも黒の裾の長いダブダブのTシャツ
を着て庭に出た。
この時のTシャツも短パンもワザと黒っぽいものを選んで着ているのだ。
庭には高さが40cmぐらいの潅木が1本あるだけで、他は芝生を植えてある。
両隣3軒の家が電灯を消すと暗闇になる。右隣のカメラマンの家はこの時間に電気
が点ったためしがなく、横尾夫妻の家の電灯が消えていつもの赤い室内灯に切り替
ると、辺りはシンと静まり返り暗闇になった。
「今よ。いよいよ始まるのだわ・・・」
女になった遥は呟いている。覗き聞きをするようになった遥は近頃いつも女言葉
であった。
遥は芝生の1番コンモリとしたところにしゃがみ込んだ。それは潅木の影で庭の
中では一際暗いところであった。
「今日も後ろへ入れてもいいかい?お前の後ろは最高なんだもの・・」
もうすでに、ベッドへ横たわっているのであろう雅史の顰めた声が、ガラスの穴
から聞こえて来た。
「ええ。いいわよ・・もうそろそろそう来るだろうと思って、浣腸と洗腸は済ま
せてあるわよ。・・・オイルはまだだけど・・・」
やや高潮したような亜紀の声が聞こえている。
夫婦なので慣れ親しんだ聞きようによってはアケスケな会話に、聞いている遥の
方がドキマギしてしまっている。
ひょっとしたら、遥がお風呂場でお浣腸をしている時刻に、亜紀も浣腸と洗腸を
していたのではないか・・・と思うと興奮して来た遥であった。
今日は夫の雅史の男根をアヌスに入れられることを想像して、剃毛までして、つ
いでにオナニーまでしていたのではないかと感ぐってしまっていた。
「それじゃあ・・オイルを塗ってやろう・・・向こうを向いてごらん・・・」
「はい。あなた・・・」
優しい夫に「あなた」と凄く魅惑的な声で返事をした亜紀が背中を向けたゴソ
ゴソと云う密かな音が聞こえて来る。
「わたしにも、塗って・・・」
遥は他人にアヌスを覗き込まれたこともなければ、舐められたことも1度もな
かった。ましてや、アヌスにオイルを塗られたことも無かった。
遥は呟いていた。
浣腸した後で、自分のアヌスに自分で透明のワセリンを塗ってある。ラブオイ
ルはいざというときに乾いてしまって痛いと言うことを学習済みであった。
「いいかい?」
又、ピシャッ、ピシャッと音がし始めている。
四つん這いになった亜紀のアヌスを後ろから雅史が舐めているのであろう。
淫靡な音に続いて「うう、うう~ん・・」と亜紀の絶息するような声がした。
アヌスに指が入ったらしい。暫く声が途切れた。
「はあ~ん」
亜紀の甘く蕩けるような声が聞こえて来た。指を入れられて内部を掻き回され
ているのであろう、それでいて切なさそうな声だった。
遥は全裸の亜紀の奔放な肢体を想像して、アヌスがムズムズして来た。まるで、
虫が蠢いている感じで悩ましい。(続く)
10時になった。遥は黒っぽい短パンにこれも黒の裾の長いダブダブのTシャツ
を着て庭に出た。
この時のTシャツも短パンもワザと黒っぽいものを選んで着ているのだ。
庭には高さが40cmぐらいの潅木が1本あるだけで、他は芝生を植えてある。
両隣3軒の家が電灯を消すと暗闇になる。右隣のカメラマンの家はこの時間に電気
が点ったためしがなく、横尾夫妻の家の電灯が消えていつもの赤い室内灯に切り替
ると、辺りはシンと静まり返り暗闇になった。
「今よ。いよいよ始まるのだわ・・・」
女になった遥は呟いている。覗き聞きをするようになった遥は近頃いつも女言葉
であった。
遥は芝生の1番コンモリとしたところにしゃがみ込んだ。それは潅木の影で庭の
中では一際暗いところであった。
「今日も後ろへ入れてもいいかい?お前の後ろは最高なんだもの・・」
もうすでに、ベッドへ横たわっているのであろう雅史の顰めた声が、ガラスの穴
から聞こえて来た。
「ええ。いいわよ・・もうそろそろそう来るだろうと思って、浣腸と洗腸は済ま
せてあるわよ。・・・オイルはまだだけど・・・」
やや高潮したような亜紀の声が聞こえている。
夫婦なので慣れ親しんだ聞きようによってはアケスケな会話に、聞いている遥の
方がドキマギしてしまっている。
ひょっとしたら、遥がお風呂場でお浣腸をしている時刻に、亜紀も浣腸と洗腸を
していたのではないか・・・と思うと興奮して来た遥であった。
今日は夫の雅史の男根をアヌスに入れられることを想像して、剃毛までして、つ
いでにオナニーまでしていたのではないかと感ぐってしまっていた。
「それじゃあ・・オイルを塗ってやろう・・・向こうを向いてごらん・・・」
「はい。あなた・・・」
優しい夫に「あなた」と凄く魅惑的な声で返事をした亜紀が背中を向けたゴソ
ゴソと云う密かな音が聞こえて来る。
「わたしにも、塗って・・・」
遥は他人にアヌスを覗き込まれたこともなければ、舐められたことも1度もな
かった。ましてや、アヌスにオイルを塗られたことも無かった。
遥は呟いていた。
浣腸した後で、自分のアヌスに自分で透明のワセリンを塗ってある。ラブオイ
ルはいざというときに乾いてしまって痛いと言うことを学習済みであった。
「いいかい?」
又、ピシャッ、ピシャッと音がし始めている。
四つん這いになった亜紀のアヌスを後ろから雅史が舐めているのであろう。
淫靡な音に続いて「うう、うう~ん・・」と亜紀の絶息するような声がした。
アヌスに指が入ったらしい。暫く声が途切れた。
「はあ~ん」
亜紀の甘く蕩けるような声が聞こえて来た。指を入れられて内部を掻き回され
ているのであろう、それでいて切なさそうな声だった。
遥は全裸の亜紀の奔放な肢体を想像して、アヌスがムズムズして来た。まるで、
虫が蠢いている感じで悩ましい。(続く)
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