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小説 舞の楽園  ( 盗み聞き -20 )

        盗み聞き  -20
 「あっ、いやっ・・・」
白地に豹柄のブリーフを履いた大谷がベッドに入ろうと、遥が目の縁まで冠っ
て顔を隠している上掛けを捲くった。
思わず可愛い声が出てしまったようだ。
「遥さん。そんなことを言ったって・・・」
大谷はセックスの経験はほどんと無いに等しい。女が『いやッ』と言うのは
嫌じゃないことを知らなかった。遥も同様であることを知ってはいない。
本当に気の弱そうな声で呟いている大谷を、遥は逆に可愛いとさえ思ってい
る。そして、<この人は本当に初心なんだ。幾人も女の人を相手にしたことが
ないんだ!この人の女になれるということは幸せなんだ!!>と思ったのだ。
遥は以降は決して「嫌」とは言うまいと決心している。
「ゴメンナサイ。わたし初めてなのよ・・・優しくしてちょうだいな」
真っ赤に染まった顔を夏掛けから覗かせて言っている。
「処女か・・・?」
大谷は呟いたようだ。そして、<この娘は処女なんだ!優しく女にしてやら
なくては・・>と、処女にあり付けた自分を誇らしく思ったのだ。
「優しくしよう・・・大丈夫だ」
何が大丈夫か分からないが、とりあえず大谷は遥を安心させたかった。
「遥さん貴女の美しい体を僕に見せて下さい。僕が写真に撮った美しい肉体を
見せていただけませんか?」
大谷は遥の身体を見たくなっている。そう言って遥が捕まえている上掛けを
そ~っと外した。遥はもう大谷には逆らうことはしない。
たおやかなあくまで白い肉体が上体から顕になった。その身体は、大谷が遥が
来る前に取り替えたばかりのシーツよりも白いような気がしている。
「貴女の身体は本当に白くって素敵なんだね。こんな白い肉体を僕に与えて
くれた神様に感謝しなければいけない」とも、言っている。
大谷が自分の持っている白い肉体を喜んでいることが分かった遥は、自分を
こんな風に生んでくれた母に感謝する気持ちになっている。
大谷の大きな男性自身は豹柄のブリーフを突き上げるように膨張して見るから
に窮屈そうであった。

 大谷は数人しか女性と云うものを知らない。
しかし、ビデオ等を見て女の喜ばせ方は一応は知っている積りだったが、遥が
喜ぶかどうかははなはだ心もとない。
取り替えた真新しいシーツの上に寝ている遥の肉体は、見られる恥ずかしさ
からか、真っ赤に染まっている。しかも、その身体は緊張でいかにもガチガチ
であった。
男性に抱かれることは初めてであることを考えると、<遥の肉体が硬くなるの
は無理もないだろう>と大谷は考えているが、大谷にには余りにも硬すぎる
と思った。
セックスビデオを見ると、必ず男優が女優に口舌奉仕を行なっている。性器
を舐めてやることによって、女優を気持ちよくさせているのだと思っていた。
大谷は遥も舐めてやって、気持ちよくさせてやる積りであった。
数年前、大谷は商売女を買ったことがある。その女にクリニングスをしてやろ
うと思ったが、女の陰毛の多さには癖壁して止めたことがある。(続く)
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