小説 舞の楽園 ( 盗み聞き -24 )
- 2019/12/18
- 05:14
盗み聞き -24
大谷は遥の白い顔が激しく歪むのを知って、入れられることが非常に痛いの
だということが初めて分かったようだ。
しかし、遥は「痛い」とは言わなかった。
「痛い」と言ったならば、優しい大谷は折角入れてもらった男根を抜いてしま
うと思ったからである。遥の心情としては、痛さを我慢しても抜いては欲しく
なかったのである。
「抜かないで・・・このまま、じっとしていて・・お願い」
抜こうとする大谷の浮かそうとする腰を遥のお尻は追いかけるように動いて
哀願した。
「でも・・・抜かないと・・・痛いだろ・・?」
心配げな大谷の囁きの声に、遥は嬉しくなっている。
「このまま・・・じっとしていて・・・」
そして、抜こうとする大谷の腰を白い手が裏側から廻って来て押さえている。
「いいのかい?痛くはないのかい?」
「いいの!ちょっとじっとしていてくれれば・・・痛みも収まるわ」
太い張り型をアヌスに入れた時にも痛みが襲って来ることがあるが、それが
じっと動かずにいることで、痛みは遠のくということを知っている遥だった。
張り型の硬さよりもガチンガチンに張った男根の方が何倍も硬いと思われる
のだが、なにか柔らかく自分にフィットする感覚が不思議だった。
大谷は一刻も早く男根を動かしたくなっているのだが、遥が「いいわよ」と
言うまでは我慢しようと思っている。
(14)もう来て・・・
「もう痛くはないの?」
暫く白い両脚を逞しい肩に担いだまま遥の両脇に手を突いていた大谷は、遥の
眉が開いて来たことに気がついた。
「・・・・・」
はばったい痛みは残っているものの激痛は収まって来ている。遥は恥ずかし
そうにコックリと頷いていた。
「もう・・・動いていいかい?我慢が・・・」
「できないんだ」と言いながら、大谷は切なそうだ。
「いいわよ!初めはゆっくりとして・・ちょうだいな」
アヌスに大谷の巨大なものを入れた遥は顔を真っ赤に染めながらも、大谷の
顔を見て言った。
この時遥は、自分の痛みを分かってくれて、動かないでいてくれた大谷の優
しさに感謝をしている。
遥の頼むのを聞いた大谷は白い脚を抱えなおすと、遥の肉体の奥深くに打ち
こんで動かさなかった砲身をゆっくりと引き出しにかかった。
亀頭の括れの大きい砲身は、遥の直腸の内部の壁をこそげ落すようにゆっくり
とだが動き始めた。そのユックリとした刺激に遥の中で生まれた快感は次第に
大きくなって行くようだ。
大谷の肩に担がれた白い脚はピンと伸びてその快感を現していた。
「あっ、あっ、ああっ・・・」(続く)
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