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小説 舞の楽園  ( 座敷牢 -8 )


         座 敷 牢    { 8 }
   赤いマニキュアを塗った指がアヌスの表面を引っ掻いた。
 「奥様。お許し下さい・・。そんなところ・・汚いですぅ・・見ないで下さいまし・・」
 そんなところを見られるならば、静は『死にたい・・』と思った。
 そこは・・剛三の使用に耐えるために、毎日朝晩、浣腸と洗腸を繰り返し行っていて、そ
 れが4年と2か月間に癖になり、今では浣腸なしでは排泄も出来ない身体になっている。
 今日も、浣腸と洗腸をして来ている。
 それが・・救いと云えば救いだろう・・
 今度は指を肛門に入れられるであろう・・ことを静は観念した。

  「ピラピラが出て汚い肛門だこと・・こう云う色をドドメ色と言うのね!」
 遠慮会釈も無い光子の赤いマニキュアの指は肛門に差し込まれた。
 「あらっ・・濡れているじゃないの・・。それに・・どうやら浣腸済み見たいで汚物は
 詰まっていないようね・・」
 細い女の指で肛門の奥深くまで探って、光子は言っている。確かに、静のアヌスは浣腸
 も施してあるし汚い物も詰まっていないが、こうして虐められる濡れて来るようになっ
 ている。
 剛三に見初められて、マンションも与えられて引っ越しをした当時は、現在のような
 オマ〇コの形もしてはいなかったし、窄まった小さな肉穴であった。
 それが剛三の巨大とも言える太く大きいものを幾度も幾度も受け入れているうちに、縦
 に裂けてピラピラも出て来て今の形となったのだ。
 
  人間と言うものは不思議な生物で、肉棒を入れられて裂けて内腔が出て来て、痛いの
 を我慢していると痛みを和らげる物質が出て来るらしいのだ・・
 女の愛液に近いものがと言うほどではないが、静のオマ〇コからは出て来るようにな
 っていた。

  「痛いっ!痛いんですぅ・・。奥様。お許しを・・」
 アヌスが長い爪で切れたようだ。肛門特有のピリリとした痛みに静は再度口走っている。
 静の旦那様は剛三だけ・・であった。他の男性は無論のこと、女性ともSMプレイなど
 したことも無かった。
 女性に虐められる屈辱と恥ずかしさに涙がポロポロと頬を伝わっている。
 「如何したら・・お許し頂けるのでしょうか・・?何でもいたします・・」
 この女に責められるのは嫌だった。この光子に責められるのが怖かった。(つづく)




























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