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小説 舞の楽園 ( 座敷牢 -22 )


         座 敷 牢   { 22 }
   「10回だよ・・!数を数えるんだよ・・」
 “ピユ~ン。バシッ”
 鞭が高い唸りを上げて、陽の当たったことの無い静の真っ白な尻に炸裂した。
 「ヒィ~。イタイッ。お許し下さい。静が悪うございました。鞭は・・鞭は嫌ですぅ」
 房鞭の意外と高い音に驚いた静は叫んでいた。
 自分は悪いことをした・・と云う自覚は無かったが、謝った方が良いと観念している。
 静の透き通るような白いお尻にバラ鞭の筋が何本か付いて、赤くなっている。その鞭跡
 を光子は美しいと思った。

  「数を数えないと・・終わらないよ・・」
 光子は『このマゾっぽい女を苛めることは面白く、楽しいものだ・・』と思い始めて
 いた。
“ヒュ~ン。バシッ”
 「ヒィッ・・ひとつ・・」
 今は亡き剛三に囲われた最初の頃剛三が出張で東京へ行った時に、エッチな数種類の下
 着やランジェリー等と共に色とりどりの縄やバイブリーター、張り型を買ってきたこと
 があった。
 その中にバラ鞭も混じっていた。
 しかし・・剛三は「可愛そう過ぎる・・鞭は止めよう。。ね」と言って1発打たれただ
 けで、後はその箱の底に眠っていたものである。

  バラ鞭と云うのは音は確かに激しいのですが、1本鞭より遥かに痛みは凄くは無いの
 である。
 “バスッ”
 「ヒィ~。ふたつ・・」
 音に驚いたように悲鳴が上がる。
 “バシ~ン”
 「みっつ・・」
 打たれる静の白いお尻はもう真っ赤に色付いている。色付いたお尻はジンジンとして思わず逃げようとした。

“バシン”
「ここのつ・・うう・・」
“ピューン。バシッ”
「とお。・・ウウゥ・・」
とうとう11発も鞭を打たれてしまった。最後の1発はお尻の割れ目を縦に打ち込ま
れてアヌスを直撃して、1段と高い悲鳴を上げてお尻が跳ね上がった。
光子の鞭打ちの腕も10発も打つと上がったようである。
 ガックリと前に崩れ落ちた静のお尻は白い部分は無くなり真っ赤に染まっていた。(
 つづく)







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