小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )
- 2020/01/15
- 00:45
義父の白いオブジェ(2)
俺は目を疑った。
一瞬何が如何なっているのか分からなかった。
丸いハートの形をした肌色に近い白いものが、ちょうど壷を置いたようにシー
ツの上に立っていたのだ。
背中を丸めて背を低くして何時でも飛び掛ることが出来るようにしていた俺は
背を伸ばして辺りを見回したが、人の気配は無いもようである。
「ウウ、ウウ~ン」
突然、そのハート型の白い壷から切羽詰まったような唸り声が聞こえて来た。
『あっ、あれは・・・尻だ!!』
その壷のような形をした物体がお尻で、生きていることを初めて知ったのだ。
判ってしまって良く見ると、濃いピンクに肌色のものがその壷の口に当たる
部分に生えているのが、身体を起こした俺には見えて来たのだ。
『あれは・・・バイブだ!!』
もっと驚くことに微かにブーンと云う音はそこから聞こえているのだ。相当
に太い男根型のバイブレーターがそのお尻に深く入っていて動いている音だ
ったのだ。
俺は危うく驚きの声を上げるところだったのを、本当に口を押さえて声を出
さなかった。
「あっ、ああっ、いいわ。いいわっ」
俺の耳に声音は男の声音であるがイントネーションは完全に女の悲鳴に似た
声が聞こえてきて、そのハートを思わせるオブジェの向こう側に、これも
真っ白な2本の脚が上って来た。
Vの字型に上ったその脚には毛が1本も見当たらず白くツルツルとしていて、
まるで女の脚だった。俺の脚は黒く長い剛毛が裏表にビッチリと生えていて
とてもじゃないが女の脚には見えない。
俺が見ていることを知らないその脚はブーンと云う音と共に上って来て頂点
に達して、切なげに2~3度クネクネとクネッていたが、又引っ込んでお尻
の頂点にバイブを咥えた白いオブジェに戻っている。
その脚がVの字型を形作った時に、そのVの字の根元のところには小さな
薄い褐色の玉々の袋らしき物が見えたような気もしていた。
俺は驚きで声をだすことも声を掛けることも出来ずに、ただそのオブジェ
の動きを見守っているだけで、部屋の入り口の影で佇んでいるばかりであっ
た。
「ああっ、いい・・・いいわっ。もっと・・もっと、突っ込んでェ~」
ブ~ンと云う音が高くなってバイブが激しくクネルのが見えて、女のイント
ネーションが高く響いた。
「女だ!女になっているんだ!」
自分の肉棒がスラックスの中で大きくなって突っ張って来るのを覚えながら、
俺はそう呟いていた。
考えて見ると今こうして女になっているのは、ここの家の主人である義理の
父しかいなかった。
そう言えば義父は色白であったと思い出した。
義父の会社は小さな建築関係の会社で「一応は部長だが、部長とは名ばかり
で、毎日外へ出掛けなければならないよ・・・」と、笑いながら今朝も言っ
ていたものだ。そのせいかも知れないが、ワイシャツから出ている顔や手は
それなりに日焼けをしているが、半袖等を着た時の出ている腕等は真っ白で
あったことを思い出していた。(続く)
俺は目を疑った。
一瞬何が如何なっているのか分からなかった。
丸いハートの形をした肌色に近い白いものが、ちょうど壷を置いたようにシー
ツの上に立っていたのだ。
背中を丸めて背を低くして何時でも飛び掛ることが出来るようにしていた俺は
背を伸ばして辺りを見回したが、人の気配は無いもようである。
「ウウ、ウウ~ン」
突然、そのハート型の白い壷から切羽詰まったような唸り声が聞こえて来た。
『あっ、あれは・・・尻だ!!』
その壷のような形をした物体がお尻で、生きていることを初めて知ったのだ。
判ってしまって良く見ると、濃いピンクに肌色のものがその壷の口に当たる
部分に生えているのが、身体を起こした俺には見えて来たのだ。
『あれは・・・バイブだ!!』
もっと驚くことに微かにブーンと云う音はそこから聞こえているのだ。相当
に太い男根型のバイブレーターがそのお尻に深く入っていて動いている音だ
ったのだ。
俺は危うく驚きの声を上げるところだったのを、本当に口を押さえて声を出
さなかった。
「あっ、ああっ、いいわ。いいわっ」
俺の耳に声音は男の声音であるがイントネーションは完全に女の悲鳴に似た
声が聞こえてきて、そのハートを思わせるオブジェの向こう側に、これも
真っ白な2本の脚が上って来た。
Vの字型に上ったその脚には毛が1本も見当たらず白くツルツルとしていて、
まるで女の脚だった。俺の脚は黒く長い剛毛が裏表にビッチリと生えていて
とてもじゃないが女の脚には見えない。
俺が見ていることを知らないその脚はブーンと云う音と共に上って来て頂点
に達して、切なげに2~3度クネクネとクネッていたが、又引っ込んでお尻
の頂点にバイブを咥えた白いオブジェに戻っている。
その脚がVの字型を形作った時に、そのVの字の根元のところには小さな
薄い褐色の玉々の袋らしき物が見えたような気もしていた。
俺は驚きで声をだすことも声を掛けることも出来ずに、ただそのオブジェ
の動きを見守っているだけで、部屋の入り口の影で佇んでいるばかりであっ
た。
「ああっ、いい・・・いいわっ。もっと・・もっと、突っ込んでェ~」
ブ~ンと云う音が高くなってバイブが激しくクネルのが見えて、女のイント
ネーションが高く響いた。
「女だ!女になっているんだ!」
自分の肉棒がスラックスの中で大きくなって突っ張って来るのを覚えながら、
俺はそう呟いていた。
考えて見ると今こうして女になっているのは、ここの家の主人である義理の
父しかいなかった。
そう言えば義父は色白であったと思い出した。
義父の会社は小さな建築関係の会社で「一応は部長だが、部長とは名ばかり
で、毎日外へ出掛けなければならないよ・・・」と、笑いながら今朝も言っ
ていたものだ。そのせいかも知れないが、ワイシャツから出ている顔や手は
それなりに日焼けをしているが、半袖等を着た時の出ている腕等は真っ白で
あったことを思い出していた。(続く)
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