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小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )

        義父の白いオブジェ(10)
 「はい・・・信子で結構ですわ。・・・良い名前を下さいましてありがとう
ございます。信子は嬉しゅうございます。どうぞ、信子を可愛がって下さい
ませ・・・ネ」
ついに義父は女言葉で自分から『信子』と言った。
「良く言ったな、信子。素直な女だ。俺は素直な娘が好きなんだ。よし、可
愛がってやろうな!」
もう俺は自分から『信子』と言った義父を、いや信子を男だとは思わないこ
とにした。そして、義父だとは思ってはいけない、俺のマゾ女なのだと考え
ることにした。
これからは、義母や妻の美加のいるところでは義父として接するけれど、2
人だけの場所では信子として俺のマゾ女として接することにしたのだ。
しかし、2人切りになるチャンスはあるのであろうかと心配になったが、そ
れは後の話として、今は信子を可愛がって俺から離れられないような女にし
なければならないと思っている。

 “ボトッ”
信子の肉体に入っていたバイブは重い音がして、その長い全長を見せて抜け
落ちた。
バイブの抜け出たお尻の穴は暫くの間そのバイブの大きさの穴を開いて、美
しいピンクの花を咲かせていたが、ゆっくりと閉じ始めている。
真っ白なお尻に、真上を向いて口を開いている真っ赤な花は綺麗だった。膝
裏を押さえているのも忘れて俺は呆然と見とれていた。
その花がおちょぼ口のように萎んでから、俺は我に返っている。押さえてい
た信子の脚をやっと離したのだ。
その真っ赤な花に見とれていたのは数秒間だったのか、それとも数分間だっ
たのか俺は覚えていない。
 白い膝裏を押さえられていた信子はゆっくりと非常にゆっくりと身体を
延ばして、放心したような表情を作って横に寝ている。もう何も考えていな
いと言った表情だった。
俺はそれを見ながら、先程バイブのリモコンを解く前に緩めたネクタイを取
り、ワイシャツを脱いだ。
大柄な俺の肉体は冬でも日に焼けているように色が黒い。だから、正反対の
色白の女を求めているのだ。
ズボンのベルトに手を掛けた時に信子の方を見ると、彼女はじっと俺の方を
見ていたんだ。俺と目が合ってしまって、恥ずかしそうにツト目を逸らした。
その眸の中に、俺が自分を逞しいと思っている裸身を賞賛するような光が
あったことを、俺は認めている。それはまるで、か弱い女が強い男の裸身を
見つめるような感じだったのだ。
ズボンを落としブリーフを脱ぐと俺の男性自身は恐ろしい勢いで鎌首を擡げ、
寝室の天井を睨みつけていた.白い女の淫らとも言える陰部をさっきから見せ
られて、もうはちきれんばかりになっていた。
信子のものとは色も形も大きさも匂いさえ違う男根を、俺はそれを見せ付け
るように信子の眸の前に突きつけた。
最早後戻りの出来ないところまで追い込まれてしまったと思っている。戦慄
が背筋に冷たいものをもたらしていた。
 「凄い!!立派だわ!」
虚脱したような表情を見せてぼんやりと俺の脱衣の様子を見ていた信子は、
丸裸になった俺が雄大なペニスをおったてて一歩近づくと、ハッとしたよう
で口がそう動いた。声は聞こえなかったが確かにそう口が動いていた。(続く)
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