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小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )

       義父の白いオブジェ(33)
 その夜は、俺も興奮していたが、信子も興奮していた。
「どうしても・・・したいのよ。やっていただけない❓」
信子は言って俺を困らせていた。
「手術をしたクリにバイキンが入ったらどうするんだ?」
俺は言っているが、彼女を説得出来ずに好きものの俺は彼女を抱いてしまった
ことは言うまでも無い。
クリに小さな包帯を巻いて押さえている信子は何故か抜群の巾着になっている。
オマ〇コは病院でも弄っていないのにと俺は思っている。
信子の巾着のオマ〇コは俺を離さないどころか精液を全部吸い取られてしま
ったようだ。

  <8>新婚旅行・露天風呂で
 5月の連休の前の週に俺と信子はかねてから念願の旅行に出掛けたのだ。
行く先は信州の鄙びた温泉で2泊3日の旅だった。俺は家には連休の前には忙し
く出張と云うことにしてあるが、信子との新婚旅行の積りであった。
 旅行の当日、待ち合わせの新宿駅のコンコースに行くと、俺の女は例のボス
ンバッグと大き目の赤い皮製のバッグを持って、もう俺を待っていた。
もう完全に女のそれである。
会社へ行く時のように男に戻った時には目立たないようにしているオッパイも
Dカップぐらいには膨らませている、きっとカップを2枚重ねて使用している
のだと思って俺はニヤリと笑ってしまった。
とに角、何処から見ても奥様風の美女である。
「奥様。誰かとお待ち合わせですか?もし私で宜しければお茶でも・・・」
俺は彼女の後ろから近づいてナンパをするような軽い調子で声を掛けていた。
昔から、こう云う物の言い方は俺の得意とするところである。
実際のところ、彼女は思わず声を掛けたくなるほどの魅力にあふれた奥様で
あった。
「あら、あなたなの・・・」
初めは自分のことを呼ばれているとは思わなかったようで、ゆっくりと振り
向いてから自分のことを言われたのだと気付いたようだ。そして、しばらく
してから俺だと気が付いたようだ。
反応が遅かったのは彼女がド近眼であるからである。
会社では男性用の眼鏡を掛けているので、それが義父の女顔を救っているも
のと俺は思っている。
女になる時はコンタクトを使用するのだが、このところ「眸が痛いわ・・・」
と言って今は掛けるのを止めているようであった。それで俺が解らなかった
のだと思う。
「奥様。さあ行きましょう・・・」
「はい」
俺がそう言って腕を差し出すと、俺と解った彼女は嬉しそうに腕に縋って就
いて来る。ひょうきんなところもある信子であった。
俺はそう言う信子が好ましいと思っている。
俺は大きめの皮製のバッグを持ってやって、彼女は俺の腕に縋りながら俺達
は指定席のある列車に乗り込んだ。(続く)
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