小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )
- 2020/02/27
- 00:26
義父の白いオブジェ(40)
2組の男女が向かい合わせになって湯に浸かった時に、俺は手拭いを畳んで頭
に乗せている親父に向って問いかけていた。さっきから気になっていたことで
あった。
その時には、俺がオッパイの大きなノブコを抱いて、信子をこの禿げ親父に抱
かせることになろうとは思いもよらなかった。だが、この親父のサディストと
思われるSEXに興味をそそられてはいた。
「それは奇遇ですな。紳士の伸と云う字を書いて伸子です。そちらさんは?」
親父は「美人だな」と云う言葉に代えて、丁寧な言葉使いになって言っている。
「信じるの信です。若い奥様をお持ちで・・・羨ましいですね!」
「いやぁ・・そちらさんこそ・・・美しい奥様ですな!本当に美人だ」
親父は心底からそう思っているようで、もう目尻が下がっていかにも好色そう
と云った感じである。
俺は信子を完全な女として見ている親父の発言にいたく満足を覚えると共に
、綺麗な奥様と云う表現に優越感を持ってしまったのだ。
確かに信子は美しい人妻風の女であった。
信子が女性ではなく小さいけれどオチ〇チンのある男性であることを知ったら
ば、この2人は特に親父はどんなに驚くだろう・・・と悪魔的な考え方が俺を
支配してくる。
まさか、「そんな男を抱かせてくれ」なんて言わないだろうと思っていたこと
も確かであった。
「女に見えますか・・・?」
言ってしまってから、俺は後悔している。もち論、信子も非難の眸を俺に向け
ている。
「えっ、それは・・・如何言う意味・・・?」
はたして親父は俺の言葉に不信を抱いて、訝しげに信子の方を見て問い返して
来た。
「信子は本当は女じゃないのですよ。男なんです。おい、信子。お前の身体を
見せてやれよ!」
もう乗り掛かった船だった。俺は信子が女でないことを、この見ず知らずの
男女にバラしてやろうと云う気になっていた。1つはこんなにいい女が男だ
と云うことを誇りたいと言う気持ちと、もう1つは何処の誰だか判らない男女
だから・・・バラシテも如何ってことはないだろうと考えていたのだ。
半分は騎虎の勢いだと言われても仕方がない。後の半分は男でも愛さえあれ
ば、信子みたいに変えることが出来るんだぞと云う俺の見栄だったかもしれ
ない。
「立ち上がって見せてあげろ!お前が男の印を持っていることを・・・見せる
んだ!」
俺は「この女をこれだけ支配しているんだぞ」と言う可笑しな優越感に浸りた
かったのかも知れない。信子に命令していた。
「エ~ッ。男・・・?」
「この人が?・・・ウソッ・・」
俺の信子に対する命令を聞いていた目を丸くした2人からは同時に声が上っ
ていた。
それはそうだろう、今の信子は完全に女として通用する肉体と嫣然としてい
る姿態を有しているのだから・・・(続く)
2組の男女が向かい合わせになって湯に浸かった時に、俺は手拭いを畳んで頭
に乗せている親父に向って問いかけていた。さっきから気になっていたことで
あった。
その時には、俺がオッパイの大きなノブコを抱いて、信子をこの禿げ親父に抱
かせることになろうとは思いもよらなかった。だが、この親父のサディストと
思われるSEXに興味をそそられてはいた。
「それは奇遇ですな。紳士の伸と云う字を書いて伸子です。そちらさんは?」
親父は「美人だな」と云う言葉に代えて、丁寧な言葉使いになって言っている。
「信じるの信です。若い奥様をお持ちで・・・羨ましいですね!」
「いやぁ・・そちらさんこそ・・・美しい奥様ですな!本当に美人だ」
親父は心底からそう思っているようで、もう目尻が下がっていかにも好色そう
と云った感じである。
俺は信子を完全な女として見ている親父の発言にいたく満足を覚えると共に
、綺麗な奥様と云う表現に優越感を持ってしまったのだ。
確かに信子は美しい人妻風の女であった。
信子が女性ではなく小さいけれどオチ〇チンのある男性であることを知ったら
ば、この2人は特に親父はどんなに驚くだろう・・・と悪魔的な考え方が俺を
支配してくる。
まさか、「そんな男を抱かせてくれ」なんて言わないだろうと思っていたこと
も確かであった。
「女に見えますか・・・?」
言ってしまってから、俺は後悔している。もち論、信子も非難の眸を俺に向け
ている。
「えっ、それは・・・如何言う意味・・・?」
はたして親父は俺の言葉に不信を抱いて、訝しげに信子の方を見て問い返して
来た。
「信子は本当は女じゃないのですよ。男なんです。おい、信子。お前の身体を
見せてやれよ!」
もう乗り掛かった船だった。俺は信子が女でないことを、この見ず知らずの
男女にバラしてやろうと云う気になっていた。1つはこんなにいい女が男だ
と云うことを誇りたいと言う気持ちと、もう1つは何処の誰だか判らない男女
だから・・・バラシテも如何ってことはないだろうと考えていたのだ。
半分は騎虎の勢いだと言われても仕方がない。後の半分は男でも愛さえあれ
ば、信子みたいに変えることが出来るんだぞと云う俺の見栄だったかもしれ
ない。
「立ち上がって見せてあげろ!お前が男の印を持っていることを・・・見せる
んだ!」
俺は「この女をこれだけ支配しているんだぞ」と言う可笑しな優越感に浸りた
かったのかも知れない。信子に命令していた。
「エ~ッ。男・・・?」
「この人が?・・・ウソッ・・」
俺の信子に対する命令を聞いていた目を丸くした2人からは同時に声が上っ
ていた。
それはそうだろう、今の信子は完全に女として通用する肉体と嫣然としてい
る姿態を有しているのだから・・・(続く)
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