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小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )

       義父の白いオブジェ(45)
 その魅力的な夫婦交換の提案に俺は大いに心を動かされた。
「そうですね・・・」
俺は信子の方を見てから、伸子と呼ばれる女の方を見た。彼女達は2人とも俺
達の方を見てはいないで後ろを向いてはいたが、俺達男性の話を聞いているよ
うだった。・・・と言うより覗っているようだった。
特に信子の方は「俺に拒否してください・・・」と後姿からも解るくらいに
愁波を送っていた。
 その時に、俺は頭の中では色々なことを考えている。
まず第一は、信子が俺よりも親父の方が具合がいいわと言い出して俺から親父
の方へ鞍替えするのじゃないか?、と言うことだった。
しかし、その考えは即座に否定した。彼女は俺にベタ惚れであるからだ。俺か
ら親父に乗り換えるはずが無かったからだ。それに、先程湯の中で見た親父の
砲身が俺の方が立派なものに見えたからである。・・・・俺は自惚れが強いよ
うだ。
第二は、これは真ともだ。
このスケベ親父の身元は確かなものか?。と考えたのだ。しかし、同時に旅の
恥は掻き捨てと言う言葉をも思い出している。
一夜限りの愉悦にふけると言うのも一興だとも思っている。それに、信子を
彼に抱かせることも悪くはないとも考えたのだ。信子の楽しみの1つになるの
じゃないかとも考えていた。
それから第三であるが、これが一番大切なことだった。信子がスワッピング
にイエスと言うかどうかだった。
信子はこれまでも俺の言うことは従順過ぎる態度で従って来た。これからも
従うであろうと思っている。俺が「親父に抱かれろ!」と言ったらば悲しそ
うな顔はするだろうが抱かれるに違いないと、俺は確信している。
それに、それにである。
後で信子とのSEXの時に・・・にである。「親父とのSEXはどうだったか?
親父からはどんなことをされたのだ?」と信子に問い正す楽しみが増えたの
だ・・・と悪魔的なことも考えていた。
 俺はその提案に乗ることにした。
「いいですよ。信子はお貸ししますよ。その代りそちらの伸子さんをお借り
します・・・よ」
以上の考えを悟られないように、俺はしごく快活に答えていた。
親父は俺の答えに、思わずと言った感じに手を合わせている。その感じは
余程嬉しかったものと見受けられる。外見には似ず実直そうな親父だ。
親父と俺はお互いに彼女を抱擁するために、女共の方へ近づいている。こう
いう時こそ女を優しく抱き締めてやるに限るのだ。親父もそれを知っている
ようだ。流石はスケベな親父だと、俺は自分のことを棚に上げて考えていた。
不思議なもので、互いに女を交換して抱けると予知しただけで、俺の男根は
大きく成長していた。
 「信子。スワップだ。いいな!お前の巾着マ〇コで、あの親父のチンポを
食い千切って来い!」
俺の囁きに信子は恨めしげに、丸裸を密着させた俺を見上げていた。それで
頷くことは無かったが、俺は彼女が承諾したものだと思っている。
どうせ彼女には拒否をする権利などありはしない。(続く)
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