義父の白いオブジェ(58)
連休中はこのアパートの中だけであったが、信子にはこのところ脂が乗って
来てより女らしくなっている彼女を丸裸で過ごさせることにした。
パンティも着けない白い全裸だ4・6時中俺にかしずかせることにしたのだ。
あの温泉での旅行で俺以外の男にサービスをしたので、それのお仕置きの意味
も含んでいたのだ。
毛の全く無い白い丸裸をそして大き目のルビーのクリを彼女は凄く恥ずかし
がっていたが、俺の言うことには何でも従うと決めている信子は「嫌だ」とは
言わなかった。その代りに彼女の姿態を見て俺が欲情したときには、彼女が清
掃していようが、洗濯をしていようが構わずに襲い掛かって全裸の彼女を押し
倒して喜ばせたことは言うまでもない。
「お話がありますの・・・」
連休も終わって明日から会社に出なければならないと言う日の夜、この連休最
後になるであろうSEXが終わってお風呂に入って汚れた裸身を洗って「もう
ネグリジェを着てもいいぞ!」と俺が言った時であった。
股間のある一点を除いてすっかりと女の肉体になっている信子は、白い躯を紫
色の透けるようなベビードールで包んで布団の上に正座をして言い出したのだ。
風呂から上って寝化粧で軽く白粉を叩いて、オレンジ色の明るく光るルージュ
を引いた白い顔を際立たせた信子の真剣な顔を見て、俺は今まさにその時が来
たと思ったのだ。
その時とは、信子が男を辞めて女になりたいと言い出すことである。
「もう、あたし。男に戻れないわ。ここでこのまま女として暮らしたいの・・」
そして
「この旅行から連休にかけて、わたしを女として優しく扱って戴いてありがと
うございました。とっても嬉しかったわ。この旅行でわたしは男を捨てる決心
をいたしましたのよ」
はたして、彼女はそう言って頭を下げていた。
「そうか!そうだよな!もう男に戻れと言う方が無理だよな。だけど、俺は
お前を愛している。お前を絶対に捨てたりはしないからな!2人で死ぬまで
愛し合って行こうよ・・・」
俺はもう信子の通勤でもましては勤務先でも男として勤めるのは無理だと思
っていた。眉も細くしてしまった女顔も、信子の女としてのお肉が付いた躯
も、シナシナとした態度までが男に戻すのは不可能だと思っていた。
今まで、信子の勤めていた会社でも女だとは思われていないのが不思議だと
思っていた。
「わたし。家に手紙を書くわ。手紙の中に『わたしは女になりました。わた
しはわたしの残りの人生を女として歩んで行きたいのです』と書くわ・・・」
「『わたしは死んだものと諦めて欲しい』とも書いて置きますわ」とも言って
いた。
俺は彼女がそんなことを考えていたのかと驚いた、と同時に彼女が不憫で可
愛そうでならなかった。
「あなたとのことは誰にも絶対に知られないようにしないと・・・だから
家族には疑われないように『プロジェクトの目処が付いた』と言って毎日お
家へ帰って上げて・・・」とも言ってヒッソリと笑っていた。(続く)
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