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小説 舞の楽園 ( 義父の白いオブジェ )

       義父の白いオブジェ(62)
 「わたしはあなたのものよ。あなたがしたいようにしてちょうだいな。その
代わり、わたしを絶対に捨てないでね」
その夜信子の部屋に行ってその別荘の話をすると、彼女はこう言ってしな垂れ
掛って来た。しかし、彼女も前田の親父と伸子との乱交もまんざらではないと
思っていると俺は思う。
彼女も普段はSEXなんかしないのではと言う顔をしているが、相当に淫乱では
ないかと言う気がしているのだ。
「来月の第2週の土曜日に出掛けて行こうよ。そう連絡しておくから・・」
そう言って何故か濡れている彼女のオマ〇コを貫いていた。
彼女のオマ〇コはスワッピングの期待からか、それとも俺が来てくれて入れて
貰えると思ったからか盛大に濡れて俺の砲身をスルリと飲み込んでいた。

 6月の第2週の土曜日、俺の運転するセリカは西伊豆の土肥温泉からちょっ
と入ったところにある別荘地に来ている。
「あそこらしいわ・・・」
親父から送られて来た地図と写真のファックスを交互に見ながら、助手席に座
っている信子が言った。今日の信子は赤と黒のちょっと面白い形の模様のミニ
スカートに極薄色のブルーのタンクトップである。
普通赤と黒と薄いブルーは似合わないと思うのだが、彼女が身に着けると意外
と良く似合っているのだ。そしてとっても若々しい。
タンクトップから出ている白い二の腕とミニから見えているストッキングを
履いていない素足の太股にも脂が乗って艶々と光って眩しいくらいであった。
ここまで来る途中も、何度も俺は隣座席に座っている彼女のミニを捲り上げ
て、白く眩しい太股の奥に手を伸ばしている。
その度に『運転中はダメよ。前をちゃんと見て運転して下さいな』と彼女は
やんわりと俺の手を退けるのだった。
声がちょっとハスキーなところを除けば、もう何処から見ても完全な女である。
信子は俺に初めて犯されて俺の女になった時以来、ますます美しくなって行
くようだ。
今まで俺の年齢も追い越してしまうのではないかとも思うのである。女は化
けると云うが本当にそのようだ。
 「車が停まっているわ!あの車じゃない・・・」
「どれどれ・・・う~ん。あそこらしいな・・・」

見覚えのある白いクラウンが、車が4~5台停められそうな砂利敷きの駐車
場に停まっているのが見えた。信州の温泉で見た前田の親父の車であった。
その別荘は山の斜面を利用して建てられており、道路に面した駐車場からは
7~8段の階段が玄関に続いている。
俺はそのクラウンの横にセリカを停めた。
「いらっしゃい・・・直ぐに解ったでしょう?」
俺の車が見えたのであろうか、別荘の玄関が開いて上から前田さんと伸子が
姿を見せた。
「こんにちは・・・」(続く)
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コメント

No title

恋が美しさを育む・・・
ということを教えられる感じですね。
女性であること、男性であること。
・・・ということを意識すればするほど、
美というものを追求したくなりますからね。
そういう描写がとても秀逸に描かれていて、
とても勉強になります。

ありがとうございます。

いつもお読みになられてありがとうございます。過分なお褒めの言葉を恐れ入ります。これからも よろしくお長い孟子あげます。

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Author:舞
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